という本を読んでいる。DebianなどのLinux本というと、技術的な使い方の説明に終始していて、使いながら読めば大抵のことはできるようになり、使い方に困らなくなる...というのが大抵だが、本書はそうじゃない。 最初は、Debianが何なのか、簡単な歴史と共に解説した後はDebianが解決すべき課題とか、そのゴールとかを説明し、その後はコミュニティの運営、政治について解説する。高品質なソフトウェアは明確な哲学と人によって支えられているということがよくわかる。 The Debian System―その概念と技法 (MYCOM UNIX Books) 作者: マーチン・F.クラフト,Martin F. Krafft,上川純一,武藤健志,トップスタジオ出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (15件) を見る