為替レートの理論価格の一つとして購買力平価(Purchasing Power Parity, PPP)があります。二つの考え方がありますが、どちらも物価がキーであることに変わりはありません。 (1)一物一価の考えに基づくもの 国内でも海外でも、同じ商品の価格は同じ価格になるとすると、為替レートは同じ商品の内外価格を同じにするように決まるという考え方です。 例えば、米国で作る鉛筆が2ドル、日本で同じものを作れば220円だとしますと、両者が同じ価格になるには為替レートが1ドル=110円ということになります。この為替レートを購買力平価と言います。 詳細は省略しますが、この考えによる有名な購買力平価はビッグマック指数です。 (2)均衡価格の考え方 二国間、あるいは複数国間で経常収支・資本収支などが安定しているときの為替レートを基準にして、それ以降の為替レートが各国の物価の変化に連動すれば、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く