ソフトバンクの孫正義社長と佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長が22日、東日本大震災で被災した福島県内を訪問。東京電力福島第1原子力発電所の周辺住民が大量に避難している同県田村市の冨塚宥●(=日へんに景)(ゆうけい)市長と会談し、孫社長らが提案している被災者の集団避難について、武雄市と田村市との間で調整を進めることで大筋合意した。孫社長は移動や避難先での雇用を1年保証すると明言、今後具体策を詰めることになった。 被災者をコミュニティーなどの集団単位で他地域に一時避難させる方法は、大阪府の橋下徹知事なども提案。菅直人首相も、「全国各地の自治体などから被災者受け入れの申し出がある。政府としても全力を挙げたい」と、政府として被災者の避難の仲介などの支援に乗り出す考えを示しているが、被災地の自治体と他自治体との間で具体的な調整が始まるのは初めて。 田村市は原発事故で避難指示が出た半径20キロ圏、屋内退避が指
未曾有の大災害が起きた。行方不明者、そして災害や原発事故からの避難者…。テレビや新聞を見るのが、これほどつらいことはない。 地震、津波、原発と3つも続いた大災害。実は、そこにもう1つの災害が始まっている。 「消費の自粛」である。 このことは、ある種のタブー視をされている。だから、その波は静かに広がっている。しかし、この状況に目を向けず、対応が遅れれば、問題はさらに深刻になる。 東京から活気が消えた 先週金曜日の夕刻。銀座界隈を歩いてみた。 歩行者はまばらだ。店の多くはシャッターを下ろしている。数少ない営業店も、店が薄暗く、いつもの賑わいがない。メニューも絞られている。銀座四丁目あたりも暗い。ショーウィンドーやネオンが消灯されているからだ。 それだけではない。小売店は物流がマヒしたおかげで、売る商品がない。客がいても、商品が届かないのだ。これは小売店で働く人にとって、忍びないことだと思う。
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