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ITとdnsに関するTacoSのブックマーク (6)

  • ドメイン名のしくみ - JPNIC

    郵便で手紙を送る時に住所が必要であるのと同様に、 インターネットでは、電子メールを送ったりウェブサイトを見たりするために、 相手がインターネット上のどこにいるのかを特定する必要があります。 ドメイン名は、言ってみれば「インターネット上の住所」にあたるものです。 ドメイン名の構成 ドメイン名は、以下のように表示されます。(下線の部分がドメイン名) 電子メールアドレスの場合 taro@example.co.jp ウェブアドレスの場合 www.example.co.jp ピリオド(.)で区切られた部分は「ラベル」と呼ばれます。 一つのラベルの長さは63文字以下、ドメイン名全体の長さは、 ピリオドを含めて253文字以下でなければなりません。※1 ラベルには、英字(A~Z)、数字(0~9)、 ハイフン( - )が使用できます(ラベルの先頭と末尾の文字をハイフンとするのは不可)。 ラベル中では大文字・

  • DNSの歴史(第5回「DNSサーバーの誕生」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 前回,DNSのアーキテクチャや仕様が決まるまでをお話しました。実際にネット上でDNSを利用するには,DNSを実装したサーバー,つまりDNSサーバーが必要です。「DNS歴史」最終回である5回目は,DNSサーバーについて解説します。 RFCに基づくDNSが最初に実装されたサーバー,すなわち,最初のDNSサーバーは,RFCを書いたPaul Mockapetris氏自身による「JEEVES」です。JEEVESはその後,UNIX系OSの一種である「4.3 BSD」のために開発された「BIND(Berkeley Internet Name Domain)」に置き換えられて,現在に至ります。 BINDは,カリフォルニア大学バークレー校「Computer Systems Research Group(CSRG)」により,開発されました。CSRGに在籍

    DNSの歴史(第5回「DNSサーバーの誕生」)
  • DNSの歴史(第4回 普及までの道のり)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 HOSTS.TXTに代わる,新たな名前解決の方法である「DNS」。開発の中心人物は,Jon Postel氏,南カリフォルニア大学情報科学研究所(SIS)に所属していたPaul Mockapetris氏,そして,Craig Partridge氏を中核とした,Information Sciences Institute(ISI)のあるグループでした。 1983年11月,Jon Postel氏が開発スケジュールをまとめ,RFC881 *1 として発表しました。DNSの基概念と実装や仕様については,RFC882 *2とRFC883 *3 として,Paul Mockapetris氏が発表しました。なお,基概念については,1982年にもRFCが発行されています *4。 *1 RFC881 The Domain Names Plan and Sc

    DNSの歴史(第4回 普及までの道のり)
  • DNSの歴史(第3回「DNSに必要な条件」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 「HOSTS.TXTの破綻」を教訓に,ARPAnetは,「新たな名前解決の方法」として以下の条件を満たすシステムを開発しようとしました。それが現在のDomain Name System (DNS) です。 (1)分散管理できること 「HOSTS.TXT」の二の舞を演じないためには,不可欠の条件でした。HOSTS.TXTのように,1カ所に管理を集中すると,そのホストは過負荷状態になってしまい,いとも簡単にダウンしてしまうことは実証済みでした。 (2)階層的にホスト名(名前空間)を管理できること 現在のドメイン名などを見ると「.」で区切られて,階層化されていることが分かります。階層的な名前空間を使用することにより,ホスト名が重複するのを避けようとしたのです。これも,HOSTS.TXTの失敗に学んだ条件です。階層化という発想自体は,UNIXの

    DNSの歴史(第3回「DNSに必要な条件」)
  • DNSの歴史(第2回「HOSTSファイルからDNSへ」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 当初,「HOSTS.TXT」ファイルで名前解決を図っていたARPAnetですが,ホスト数の増大により,様々な問題が発生しました。そのため,ARPAnetは危機に陥りました。ネットワークが正常に機能しなくなりつつあったのです。 具体的には,次のような問題が発生しました。 (1)SRI-NIC *1 の負担増大 ARPAnet上に存在する,すべてのホスト情報を記載したHOSTS.TXTファイルの容量は,大変大きくなっていました。1ホストにつき1行増えるので,ファイルは何万行にもなりました。また,当時は現在とは比較にならないほど,接続回線は細いものでした。複数のユーザーが大容量のファイルを転送しようとすると,回線はすぐに一杯になってしまいました。 そのため,管理の手間もさることながら,そのファイルを保存しておくためのサーバー・リソースや,その

    DNSの歴史(第2回「HOSTSファイルからDNSへ」)
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