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ITproと技術に関するTacoSのブックマーク (15)

  • 「IPv6とDNS」にまつわる二つのナゾ

    最近、特集執筆のためIPv6の取材をする機会があった。IPv6のことはご存じの方も多いと思うが、いまのIPネットワークで使用されるIPv4の後継にあたるプロトコルである。2011年3月ころとみられるIPv4アドレスの枯渇(関連記事)や、4月以降にNTT東西のNGN上でIPv6インターネット接続サービスが始まる(関連記事)ことをきっかけに普及が進むとみられている。 機器/ソフトベンダーやサービス事業者にIPv6関連の取材をしていると、たびたび「ナゾ」が出てくる。ここでは最近記者が遭遇した「IPv6DNSを使う」ときの二つのナゾを紹介したい。 DNSの役割はIPv4でもIPv6でも同じだ。ホスト名からIPアドレスを調べる正引きも、IPアドレスからホスト名を調べる逆引きも利用できる。ところがIPv6では、IPv4のようにはいかないのだ。 ナゾその1:DNS問い合わせのうち、なぜIPv6アドレス

    「IPv6とDNS」にまつわる二つのナゾ
  • 下り1Gビット/秒を目指すLTEの「その次」とは

    NTTドコモが2010年内にも「LTE(Long Term Evolution)」規格の通信サービス「Xi」をスタートする。屋外で下り最大37.5Mビット/秒、一部屋内では75Mビット/秒という高速さが話題になり、ITproでも特集記事「5つのポイントで知るLTEの実像」などで、LTEの特徴を様々な側面から紹介している。ここでは、ITproの特集であまり触れられていない、LTEの後継規格について紹介したい。 国内ではLTEのサービスが立ち上がり始めた時期だが、標準化の世界ではさらにその先の規格が固まりつつある。LTEの“その次”は「LTE-Advanced」と呼ばれ、基的な仕様は国際的な標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)で「Release 10」以降として規格化が進められている(ちなみにLTEの初期仕様は「Release 8」という

    下り1Gビット/秒を目指すLTEの「その次」とは
  • 仮想化ソフトの意外な使い方

    仮想化ソフトといえば、1つのコンピュータ上で複数のコンピュータを動作させるものである。サーバーなどでコンピュータの資源を効率良く利用したり、複数のOSを動作させたりしたい場合に使われている。しかし、使い方はそれだけではない。 筆者が担当する日経Linuxの連載「PT2での開発手法が分かる、ハード解析によるLinuxドライバの作り方」では、仮想化ソフトの意外な使い方が紹介されている。仮想化ソフトの1つである「QEMU」を“ハードウエアドライバを移植するためのソフトウエアのモニタリング”として利用する方法である。この連載を執筆している石川智明氏は、PT1(後述)のLinuxドライバの開発者である。 仮想化ソフトでアプリ入出力を確認 仮想化ソフトをソフトウエア開発に利用する例はいろいろある。例えば、複数のOS、複数のWebブラウザ、バージョンの違うOSで、開発中のアプリケーションの動作を確認する

    仮想化ソフトの意外な使い方
  • 第13回 長いソースを短く置き換えるマクロ

    C/C++には,ソースコード・レベルでプログラムを書き換える機能「マクロ」が備わっている。単純に言えば,コンパイル前にソースコード内の文字列を置き換える機能だ。まとまった処理にあらかじめ名前を付けておくと,実際にその処理が必要な個所には名前を記述するだけで,処理内容が展開された状態でプログラムがコンパイルされる。 マクロを上手に使うことで,長く複雑なソースコードや間違えやすい記述を端的な言葉に置き換え,ソースを読みやすくできる。一方で,単純な置き換えであるがゆえの問題点もあったりする。 今回は,便利なマクロの機能について調査した。 「マクロ」と言えばExcel…?! マクロ(macro)とは,来「大きな・巨視的な・大局的な」という意味の形容詞だが(対義語は「ミクロ(micro)」),コンピュータ用語ではこれが名詞となり,「一定の処理に名前を付けたもの」という意味を持つことになった。 マク

    第13回 長いソースを短く置き換えるマクロ
  • nbtstat(2)――見えないサーバーに接続できる

    “見えない”サーバーに接続する -Rオプションにはちょっとした裏ワザがある。マイネットワーク上で“見えない”サーバーに接続できるようにするというものだ。 通常,ルーターの先にあるサーバーはマイネットワークには表示されない。というのも,Windowsパソコンがマスター・ブラウザに自分のコンピュータ名を登録するとき,ブロードキャストを使ってマスター・ブラウザを探し出す。ブロードキャスト・パケットはルーターを越えられないので,ルーターの先にあるサーバーの情報はブラウズ・リストに登録されない。リストにない以上,マイネットワークでは“見えない”というわけだ。 それでは-Rオプションを使ったテクニックを紹介しよう。実は「nbtstat -R」と実行すると,キャッシュをクリアすると同時に,lmhosts(エルエムホスツ)というファイルを読み込んでいる。lmhostsファイルとは,コンピュータ名とIPアド

    nbtstat(2)――見えないサーバーに接続できる
  • [VMware FT]二つの仮想マシンを一体化させるカラクリ

    小川 大地 日ヒューレット・パッカード 前回は、VMware Fault Tolerance(FT)の核心となる「VMware vLockstep」技術の内部動作を見ながら、2台のホストで処理を同期させる手法を説明した。今回は、二つの仮想マシンを一体化させる仕組みやプライマリVMがダウンしたときの振る舞いを中心に解説する。 VMware Fault Tolerance(FT)の設定は簡単である。まず、管理ツールであるvSphere ClientのGUI上で仮想マシンを選択し、右クリックで表示されるメニューから「フォールトトレランスをオン」を選ぶ。実行すると、FTによる保護に向けた準備が始まり、その仮想マシンがプライマリVMとなる(図1)。 次に、セカンダリVMを稼働させるホストが選択される。セカンダリVMを稼働させるホストの選択には、VMware DRS(Distributed Reso

    [VMware FT]二つの仮想マシンを一体化させるカラクリ
  • [利用編]後発ならではの細やかさ

    10種類の仮想マシンを用意 ニフティクラウドのアカウントを取得してログインすると、起動中の仮想サーバーや障害情報などを一覧できるダッシュボード画面が開く。この画面を起点に、仮想サーバーの生成や仮想ディスクの追加などを実施する。法人向けのサービスとしてスタートしたが個人ユーザーへの提供も視野に入れているだけあって、管理画面の操作は総じて分かりやすい。戸惑うのはヘルプをPDF資料として用意している点だが、プリントアウトして常時参照するには便利だ。サーバー管理の経験があれば、迷うことなく基的な操作を実施できる。 続いて仮想マシンを生成してみよう。仮想マシンは、スペックに応じて10種類ある(表1)。CPU性能が「mini」「small」「medium」「large」と4段階あり、名称の最後にメモリー容量を示す数字が付く。例えば最上位の「large16」は、4仮想CPUコアで16Gバイトの仮想メモ

    [利用編]後発ならではの細やかさ
  • ipconfig(1)――ネットワークの設定を確認する

    今回取り上げるipconfig(アイピーコンフィグ)コマンドは、自分のパソコンのネットワーク設定を確認したり再設定したりするときに使うコマンドである。「ネットワークに突然接続できなくなった」などのトラブルに見舞われたとき、その原因を探す第一歩が自分のパソコンの設定を確認すること。ipconfigコマンドを使うと、現在のネットワーク設定をパソコンの画面に表示してくれる。 また、自分のパソコンがDHCPサーバーから自動的にIPアドレスを割り振られる設定になっている場合、どのDHCPサーバーからIPアドレスを取得しているかをipconfigコマンドを使って調べることができる。来のものとは違うDHCPサーバーから設定情報をもらっていたとしたら、正しく再設定することも可能だ。 このようにipconfigコマンドを使うことで、基的なネットワーク設定をひと目で確認でき、初歩的な設定ミスなどは自分でチ

    ipconfig(1)――ネットワークの設定を確認する
  • ネットワークでファイルを共有する

    Windowsネットワークのファイル共有機能は、ネットワーク上で手軽にファイルを共有することを可能にした。WindowsとLANの普及で、ネットワークを介したファイルの読み書きや作成、削除といった操作が、ローカルのディスクと同じ感覚で実行できるのが当たり前となっている。 ファイル共有プロトコルがバージョンアップ ユーザーとして使っているだけでは、Windowsネットワークのファイル共有機能は、特に変わっていないように見えるかもしれない。だが、実はOSのバージョンが上がるたびに、ネットワーク機能やセキュリティ機能、通信プロトコルに少しずつ変更が加えられている。こうした影響で、ファイル共有のしくみも徐々に複雑になってきた。 Windows 7の一つ前のバージョンであるVistaで、ファイル共有に関する大きな変更が加えられた。従来から利用されてきたファイル共有プロトコル「SMB」が1.0から2.

    ネットワークでファイルを共有する
  • Windows 7ネットワーク事始め

    Windowsネットワークは、その使いやすさが最大の特徴である。ネットワークにつないで、メニューやアイコンを順にたどっていけば、ネットワーク上のファイルやプリンタを簡単に利用できる。自分のパソコンのファイルやフォルダを、他のユーザーに公開することも簡単だ。 従来環境との互換性を確保しながら通信する このWindowsネットワークの使いやすさは、最新OSのWindows 7を含めて、どのWindowsを使っていても変わらない。これらのWindows 7と、その前のWindows Vista、さらにはWindows XPなどのパソコンを同じネットワーク上に混在させても、そうしたOSの違いを意識せずに同じように利用できる。たとえば、それまではWindows XPしか使っていなかったようなネットワークに、Windows 7を参加させてもほかのパソコンからは今までのXPパソコンと同じように見える(図

    Windows 7ネットワーク事始め
  • 計算性能は「もう十分すぎるほど」

    論より証拠。サーバー仮想化の性能問題を的確に理解するには、ベンチマークによる検証が一番分かりやすい。今回は「計算性能」の観点からサーバー仮想化の性能問題を考えてみたい。 宮原 徹 日仮想化技術 テスト環境は、クアッドコアのIntel Xeon L5520(2.26GHz動作)を2個搭載したサーバー・マシン上で、Windows Server 2008 R2、Hyper-V 2.0、SQL Server 2008 SP1を稼働させた。そして、SQL Serverに対して検索処理を実行したときに、トランザクション処理性能がどう変わるかを検証した。 Hyper-Threadingでより多くの仮想マシンを効率稼働 1つの仮想マシン(VM)には、4つの仮想CPUを割り当てた。物理CPUコア数は、クアッドコアXeon×2個で合計8になる。2VM、8仮想CPUの構成にしたとき、ちょうど物理CPUコアと仮

    計算性能は「もう十分すぎるほど」
  • 仮想CPUの割り当て方で変わる性能 | 日経 xTECH(クロステック)

    サーバー仮想化の分野では成熟化が進んでいる。もはやサーバー仮想化は当たり前のものであって、導入に伴う“未知の問題”をいろいろと評価、検討をする必要性は少なくなってきた。最後に残ったのは性能問題である。仮想化の導入、運用管理、仮想化ソフトウエアやハードウエアに関しては様々な情報が出ているが、仮想化に伴う性能劣化についてはまだ具体的な話が少ないからだ。 宮原 徹 日仮想化技術 仮想化の導入を検討している企業からは、必ずといっていいほど「仮想化すると遅くなるのですよね?」と聞かれる。もちろん遅くなる場合もあるわけだが、性能への影響はシステム構成やアプリケーションの処理特性によって大きく異なる。ハードウエアの進化をうまく設計に取り込めたかどうかでも差が出る。また、そもそもの問題として、ユーザー企業の多くが自社のシステムについて、実は稼働状況を正確に把握していないこともある。それが漠然とした不安を

    仮想CPUの割り当て方で変わる性能 | 日経 xTECH(クロステック)
  • Windowsネットワークへ参加する

    Windows 7パソコンをネットワークに接続してしばらくすると,同じワークグループに所属するほかのWindowsパソコンの「ワークグループのコンピュータを表示する」に,そのWindows 7のコンピュータ名が現れるようになる。これまでも見慣れた光景だが,Windows 7やVistaでもXPと同じ手順で参加しているのだろうか。Windows 7パソコンをネットワークに接続し,Windowsネットワーク(ワークグループ)に参加する際のやりとりから確認していこう。 ワークグループへの参加手順は基的に変わらない ワークグループへの参加には,大きく分けて二つのステップを踏む(図1)。まず,システム起動時に,ネットワーク内で「名前登録」を実行する。それから,コンピュータ一覧情報を保持しているコンピュータ(マスター・ブラウザ)に自分のコンピュータ名を「通知」する。 この流れはWindows 7やV

    Windowsネットワークへ参加する
  • ブラウジングとネットワーク探索とは?

    Windowsパソコンで、スタート・メニューからマイネットワークやネットワークを開いていくと、ネットワーク上に存在するパソコンが一覧表示される。これが、Windowsネットワークで特徴的な“ブラウジング”である。このブラウジングがWindows 7でも動くしくみを調べてみよう。 最初に結論を言うと、Windows 7はブラウジングに関しても、Windows XPまでと同じしくみをそのまま利用している(図1)。それに加えて、Windows 7/Vistaパソコンやネットワーク機器に関しては新しい情報も取得・表示するためのネットワーク探索方式を新たに採用している。従来と同じブラウジングで取得した情報と、新しい「ネットワーク探索」方式で取得した情報の両方を、画面上で合わせて表示するようになっているのだ。 図1●Windows 7の「ネットワーク」ウインドウでは、(1)XPまでと同じ従来方式と(2

    ブラウジングとネットワーク探索とは?
  • 旅するモバイルルーター

    ここ2~3年、地図閲覧やメール送受信などの作業を、パソコンにインストールするソフトウエアではなくインターネットサービスでまかなうケースが増えてきた。記者はこの種のサービスをスマートフォンから利用することが多い。小型でインターネット接続機能を持ち、場所を問わず手軽に使えるからだ。 その一方で海外に出かけたときは、通信環境に不安や不便さを感じることが少なくない。利用料金が気になるからである。できれば日にいるときと同様、場所を問わずインターネットサービスを使いたいのだが、利用料金が日と違って総じて高い。しかも、どのくらいデータを送受信したかを把握するのが難しく、支払い額を読みにくい。 日では定額の(または料金に上限がある)モバイルデータ通信サービスを簡単に利用できる。インターネットサービスを安心して使える環境を下支えしている点が、海外と違っている。インターネット接続を追加料金なしで提供する

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