2010.08.18 評論たりえないものを評論として語る人 カテゴリ:カテゴリ未分類 藤子F先生のエスパー魔美において「くたばれ評論家」というエピソードがあります。魔美の父親の絵が評論家に徹底的にけなされた事に怒り、その評論家に超能力でいたずらをしたところ、父親に諭される、という有名なお話で。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 この言葉はプロ、アマ問わずにモノを発表するという行為においての覚悟みたいなものです。そして 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 と、実は評論の価値なんていうのもは案外この程度の意味しかないものかもしれない、という。だから作り手はあんまり気に