オンプレミスのシステムをAWSに移行した際に、特に性能問題が顕在化しやすい箇所の一つがDB/ストレージだ。ストレージを標準仕様のまま利用したり、DBの配置場所の推奨構成を採用したりすると、オンプレミスの時と比べて性能が悪化しやすい。 典型的なのが、シナジーマーケティングの坂井氏らがiNSIGHTBOXの基盤で直面した事態である。オンスプレミスとほぼ同水準のスペックで仮想マシンやDBサービスを選んだにもかかわらず、7割程度の性能で頭打ちになった。 AWSの標準のモニタリングツールを確認しながら原因を一つずつ探った坂井氏は、主に四つの性能向上策を取り入れて問題を解決した。(1)ストレージ専用帯域の確保、(2)データの一括送信、(3)IOPS指定オプションの採用、(4)「ゾーン」をまたぐ同期機能の停止―である(図5)。 (1)はDB用ストレージのI/Oと、他のデータ通信を分離する措置だ。AWSの
レッドハットは2015年7月22日、仮想マシンを使わずにDockerベースでPaaS型クラウドを実現する基盤ソフト「OpenShift Enterprise 3」を発表、同日出荷した。アプリケーションをクラウド型で開発・配備・実行するための環境一式を提供するPaaS基盤ソフト「OpenShift Enterprise」の最新版に相当し、中核技術として新たにコンテナ型仮想化ソフトのDockerを採用した。これにより、開発ライフサイクルを簡素化できるほか、アプリケーション更新時の反映などが容易になるとしている。価格(税別)は、最小構成(2コア、9時から17時のサポート)で年額63万9600円から。 今回新たにアプリケーション管理の中核ソフトとして採用したDockerとは、開発したアプリケーションや、アプリケーションの動作に必要なミドルウエア群、仮想化されたOS環境などを、その設定パラメータとと
Amazon.com、AWSの売上高が81%増と好調で予想を上回る増収、黒字転換 ITmedia ニュース7月24日(金)6時55分 写真を拡大 TTM(過去12カ月)の売上高推移とセグメント別売上高 米Amazon.comが7月23日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月)決算は、売上高は前年同期比20%増の231億8000万ドル、純利益は9200万ドル(1株当たり19セント)と前年同期の1億2600万ドルの純損失から黒字に転換した。売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高が224億ドル、1株当たり純損失が14セント)を大きく上回った。営業コストは17%増の227億ドルだった。 プライム会員の増加で北米での売り上げが26%増と好調だった他、AWSが、総売上高に占めるシェアは少ないものの大きく売上高を伸ばした。 前四半期から開示するようになったAmazon Web Service
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く