FORTRANのHello World 第22回は、FORTRANでのHello Worldです。FORTRANでは、リスト1のようにWRITE文を使って記述します。各行の行頭から6文字分は、行番号などのために確保されているため、プログラムは行頭から(半角)スペース6個分空けてから書き始めます。 FORTRANのプログラムは、大文字と小文字を区別しないため、ここではすべて大文字で記述しています。ただし、文字列本体の大文字と小文字はそのままの状態で解釈されます。 文字列は、シングルクォートまたはダブルクォートで囲みます。どちらも同じ意味になります。 WRITE文の( )の中の左側の「*」は、デフォルトの出力装置(標準出力)に出力することを表します。その右側の「'(A)'」は、書式指定(フォーマット)として文字型のデータを出力するすることを指定しています。文字列の出力のあと、改行コードも出力さ