米IBMは11月24日(現地時間)、クラウドコンピューティングの導入コンサルティングを目的とした新サービス群の提供を発表した。企業クライアントらが既存の"オン・プレミス(On Premise)"な環境から、より新しい技術トレンドであるクラウドコンピューティング環境へと移行するのを支援する。 IBMによれば、クラウドベースの環境に移行することでデータセンターの専有面積で80%、消費電力/冷却コストで60%のコストダウンが期待できるという。昨今の厳しい経済事情もあり、複雑でメンテナンス費用の高くつく従来型のソフトウェアをサーバにインストールするスタイルからの脱却を目指す企業らにとって、クラウドは新たな選択肢の1つになるという。 今回提供されるサービスは主に次の3つのカテゴリに分類される。 クラウドコンピューティング向けの業界別ビジネスコンサルティングサービス 技術コンサルティング/デザイン/イ