ウクライナの件で、多くの情報が飛び交っているが、先日、MHJ筆者の目を引いた記事があった。 ウクライナ最大で、銀行としての信用力も同国で最高の格付けを得ている Privatbank というのがある。それのモスクワ子会社 Moskomprivatbank が、突然、先週の木曜日、ロシアの中央銀行(Bank of Russia)の管理下に入った。正確には、同国の預金保険機構の管理下に入れられて、銀行業務のアドミニストレーションは同機構が行うことになった、ということらしい。 こちらが、Bank of Russiaが出したステートメント。 管理に入らなければならない理由は、「倒産回避するため」。ステートメントには以下のようにある。(赤い太字は筆者) In compliance with Federal Law No. 175-FZ, dated 27 October 2008, ‘On Addit