2015年11月7日のブックマーク (6件)

  • シロクマの粘土板

    "能力主義の倫理は、勝者のあいだにはおごりを、敗者のあいだには屈辱と怒りを生み出す。こうした道徳的感情は、エリートに対するポピュリストの反乱の核心をなすものだ。ポピュリストの不満は、移民やアウトソーシングへの抗議以上に、能力の専制に関わっている。こうした不満にはもっともな理由があるのだ。 公正な能力主義(社会的地位は努力と才能の反映であるとするもの)の創造を執拗に強調することは、われわれの成功(あるいは不成功)の解釈の仕方に腐作用を及ぼす。つまり、彼らの成功は彼ら自身の手柄であり、彼らの美徳の尺度だと考えるように──そして、彼らよりも運に恵まれていない人々を見下すように、と。 能力主義的なおごりは勝者の次のような傾向を反映している。すなわち、彼らは自らの成功の空気を深く吸い込みすぎ、成功へと至る途中で助けとなってくれた幸運を忘れてしまうのだ。頂点に立つ人びとは、自分は自分の手にしている境

    シロクマの粘土板
  • 将来が不安なのは当然。だから、将来を見据えることをやめる - 自分の仕事は、自分でつくる

    この2、3年の間に、自分の考えが大きく変わったことがあります。それは「将来や未来への考え方、捉え方」について。 3年くらい前までは、まるでビジネス書のお手のように、10年先の目標を見据えて、5年後は何をやるのか、3年後は何をやるのか、1年後は…、半年後は…、1ヶ月後は…、明日は…と考えていました。 それはそれで悪いやり方ではないと思うのですが、その考え方、生き方にいつしか違和感を感じるように…。 まず思ったのは、「こういう考え方だと、自分が変化することができなくなる」と。時代が変わったり、歳を重ねたりすることで、目標や生きがい、夢ややりたいことも変わります。でも、10年後を“はっきり”と決めてしまうと、変化することを躊躇してしまう。1度決めた目標を簡単に変えてはいけないと思ったりもするからです。 そしてもうひとつ違和感を感じたのは、「先を見てしまうと、今を全力で生きることができない」とい

    将来が不安なのは当然。だから、将来を見据えることをやめる - 自分の仕事は、自分でつくる
    Togami_Arahi
    Togami_Arahi 2015/11/07
    “「遠くを見ない。明日だけを見る」”
  • 本を読むことで得たいのは知識じゃなくて◯◯◯。『頭は「本の読み方」で磨かれる』|アイテム手帳

    科学にかぎらず、知性というのは、「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということだとぼくは思います。 それは「読む」ことによって養われる力なのであり、知的活動の現場で、実際に重要視されているのが、積極的な読書なのです。ーこれが“自分の頭だ考える力”をつける第1歩ー 『頭は「の読み方」で磨かれる』 脳科学者 茂木健一郎さんの著書『頭は「の読み方」で磨かれる』 より、読書がもたらす効果に関するひとこと。 科学においても、別の立場に立って考えられるかどうかが、なにより重要なのだと書の中では語られている。から得られるのは知識だけでなく、そんな別視点の思考だというのである。 そう考えると、自分とは違った考えのを読むというのが、視界を広げる上では役に立ちそうである。読書をする際には、手に取ったによって、好き嫌いや賛否、納得感なども違ってくるが、自分とは違う著者の思考プロセスを理解でき

    本を読むことで得たいのは知識じゃなくて◯◯◯。『頭は「本の読み方」で磨かれる』|アイテム手帳
    Togami_Arahi
    Togami_Arahi 2015/11/07
    “「教養を学ぶために読書をしよう」”“「別の立場、別の時代、別の場所の人の思考を、流れとして学ぶ」と置き換えてみると、なんとなく面白そうに感じてくる。”
  • 人生がつまらない14の理由 | ライフハッカー・ジャパン

    Dumb Little Man:人生は旅路です。「今この瞬間を生きて、旅路を楽しみましょう」とよく言われています。でも、この旅路が極度に重荷で、平凡で、つまらない、要するに一言で言うと退屈だと思う人がたくさんいます。 人生を面白いと思わず、自分のすることにもうワクワクできなくなっているなら、この人生の何が悪いのか考えてみるべきかもしれません。 1. 目標がない 目標があってこそ人は進んでいけます。目標がなかったり、あっても手応えのある目標でなかったり、目標以上に成長してしまっているなら、それらを見直してみる必要があります。どうしても達成したくなる、やりがいのある目標を自分に課しましょう。目標が心に訴えかけるようなものであれば、ワクワクしてエネルギーが満ちあふれ、それを追求したい気持ちになります。 2. 目標が大きすぎる 目標が難しすぎたり、手の届く範囲を超えていたりするような気がするなら、

    人生がつまらない14の理由 | ライフハッカー・ジャパン
  • 【重要追記あり】母語を奪うこと、セミリンガルにすることの残酷さ

    セミリンガル(ダブルリミテッド)の問題は基的には「移民(海外赴任や帰国子女も含む)の問題」です。多言語教育が即問題となるのではなく、言語環境が激変することで生じる母語の喪失と、そこに起因する文化・概念の喪失、そして思考・認知の不自由とアイデンティティの混乱こそが問題なのです。 ここにまとめたしろみくさんのツイートは、移住後に親の虐待によって母語喪失が加速した例です。親や教育機関が誤った指導や抑圧を行った時、あるいはクラスメイトが言語を対象にいじめを行ったなら、子どもどんな事が起きるのかが広く知られる事で、同じような喪失状態に陥る子が一人でも減る事を願っています。(2015年11月10日20:06、概要文を改定) ※まとめカテゴリは「生活・教育」としましたが、社会問題とも関連する分野のお話です。 続きを読む

    【重要追記あり】母語を奪うこと、セミリンガルにすることの残酷さ
    Togami_Arahi
    Togami_Arahi 2015/11/07
    “セミリンガル”、“ダブルリミテッド”
  • 書かれたものには、まだ知らない自分が眠っている - 考えるあかり

    書くことは自分との対話。書いて、読み、直すうちに書きたかったことが見えてくる 文章を他人に向けて書き始めるとき、何が書かれることになるか、僕は分からない。メールならその相手に対して、多くの人に見られることになる文章なら世の中に対して、ぐちゃぐちゃに固まった感情の塊だけがある。その感情の塊を丁寧にほぐして、一の糸を引き出していくように、少しずつ書き始める。 書いて、読み、直し…、読み、直し…を繰り返す。書くときは一生懸命誰かに話すときのように書き、直すときは、少し前の自分とじっくりと対話をするように読みながら直す。少し前の自分ですら、今の自分にとっては他人になっているから、他人と同じようにたくさん会話ができる。例えば、少し前の自分の、他人にこう見られたいという欲求が文章の中に見つかる。それが見え透いていて辛いとき、彼にその部分を削ることを求める。 また、何を書いているのか分からない言葉

    書かれたものには、まだ知らない自分が眠っている - 考えるあかり
    Togami_Arahi
    Togami_Arahi 2015/11/07
    “選択は自由だが、表現されたものから今の自分の感情を知ると、自分の文章に、その感情を他人に発散するのか、自ら消化するのか、選択を迫られる。”