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ブックマーク / www.riken.jp (42)

  • 「多能性幹細胞」iPS細胞から免疫治療に「役に立つ」リンパ球を作製 | 理化学研究所

    「多能性幹細胞」iPS細胞から免疫治療に「役に立つ」リンパ球を作製 -抗がん効果を発揮するNKT細胞だけを作ることに世界で初めて成功- ポイント NKT細胞から遺伝子再構成が完了したiPS細胞を作ることに世界で初めて成功 NKT細胞から作ったiPS細胞から、NKT細胞だけを大量産生 マウス実験の成功で、患者の体内にNKT細胞を戻す、がんの根治療に確かな道 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、マウスの成熟したリンパ球で、抗がん効果を発揮するナチュラルキラーT(NKT)細胞※1からiPS細胞※2を作製し、そのiPS細胞からNKT細胞だけを大量に作り出すことに世界で初めて成功しました。理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクターと免疫制御研究グループの谷口克グループディレクターと渡会浩志上級研究員らによる成果

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    Tousa 2010/06/02
    抗癌効果を発揮するNKT細胞だけを作る事に成功(世界初) /NKT細胞から遺伝子再構成が完了したiPS細胞を作る事に成功 / NKT細胞から作ったiPS細胞からNKT細胞だけを大量産生 / 患者の体内にNKT細胞を戻す癌の根本治療に確かな道
  • リンパ球への化学的な糖鎖導入技術で癌認識能力が向上|理化学研究所

    英国ダーラム大学、英国リバプール大学、財団法人高輝度光科学研究センター、独立行政法人理化学研究所などの国際研究グループは、分子性物質の中でもっとも高い超伝導臨界温度を有するセシウムをドープしたフラーレン物質では、2つの異なる結晶構造相が超伝導を示すことを発見しました。 2010年5月20日 ダーラム大学(イギリス) リバプール大学(イギリス) 財団法人高輝度光科学研究センター 独立行政法人理化学研究所 研究成果のポイント • 同じ組成のフラーレン化合物が結晶構造によって異なる超伝導臨界温度、磁性を示すことを発見。 • 異なる構造をもつフラーレン超伝導体の超伝導臨界温度について、統一的なモデルで説明できることを発見 英国ダーラム大学、英国リバプール大学、財団法人高輝度光科学研究センター(白川哲久理事長)、独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)などの国際研究グループは、分子性物質の中でも

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    Tousa 2010/05/21
    世界初:高速6π-アザ電子環状反応を活用し細胞を糖鎖修飾化 生きた細胞の表面へ複合型N-結合型糖鎖を短時間で簡便に修飾する事に成功 糖鎖修飾活性化リンパ球が癌組織に効率的に集積する事をマウス実験で確認
  • CCR6遺伝子が関節リウマチの発症に関与することを発見 | 理化学研究所

    CCR6遺伝子が関節リウマチの発症に関与することを発見 -CCR6遺伝子は、ヘルパーT細胞の1種「Th17細胞」の活動性を個人別に制御- ポイント CCR6多型が、ヒト関節リウマチの発症を約1.5倍に高める CCR6多型には3種類のタイプが存在し、それぞれCCR6遺伝子の発現量が異なる クローン病やバセドウ病など、Th17細胞が関与する自己免疫疾患への応用も期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、関節リウマチ(RA; rheumatoid arthritis)の発症に関与する新たな遺伝子「CCR6」を発見し、その遺伝子多型※1の違いには3種類のタイプがあり、最もRAにかかりやすいタイプの組み合わせと、最もかかりにくいタイプの組み合わせでは、約1.5倍の違いがあることを明らかにしました。これは、ゲノム医科学研究センター(鎌谷直之センター長)自己免疫疾患研究チームの山一彦チ

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    Tousa 2010/05/13
    CCR6遺伝子は、ヘルパーT細胞の1種「Th17細胞」の活動性を個人別に制御 CCR6多型が、ヒト関節リウマチの発症を約1.5倍に高める CCR6多型には3種類のタイプが存在し、それぞれCCR6遺伝子の発現量が異なる
  • 出来損ないタンパク質を分解する酵素「PNGase」の新機能を発見 | 理化学研究所

    出来損ないタンパク質を分解する酵素「PNGase」の新機能を発見 -ショウジョウバエPNGaseに、発生・生殖を制御する生理機能を見いだす- ポイント ショウジョウバエのPNGaseオルソログタンパク質であるPnglの生理機能を解析 Pngl遺伝子に変異を起こすと、発生に異常を生じ、生殖にも影響 Pnglに、脱糖鎖活性とは異なる重要な機能が存在し、その機能は進化的に保存 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、実験動物として広く用いられているショウジョウバエを使って、真核細胞の細胞質に広く存在する「細胞質ペプチド:N-グリカナーゼ(PNGase)※1」が、これまで知られる脱糖鎖活性とは別の、生存にかかわる重要な生理機能を持つことを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)糖鎖代謝学研究チームの鈴木匡チームリーダーと船越陽子 元研究員(現SBIバイオテック株式会社 研究

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    Tousa 2010/05/11
    ショウジョウバエのPNGaseオルソログタンパク質であるPnglの生理機能を解析 Pngl遺伝子に変異を起こすと、発生に異常を生じ、生殖にも影響 Pnglに、脱糖鎖活性とは異なる重要な機能が存在し、その機能は進化的に保存
  • 脳内マリファナ類似物質が、脳発達に重要なことを発見 | 理化学研究所

    脳内マリファナ類似物質が、脳発達に重要なことを発見 -内因性カンナビノイドが抑制性シナプスの伝達疲弊を防ぎ、伝達効率を安定化- ポイント 抑制性シナプスの長期抑圧は、信号伝達のブレーキではなくシナプス機能の発達に必要 長期抑圧には脳内マリファナ類似物質である内因性エンドカンナビノイドが関与 内因性エンドカンナビノイドが抑制性シナプスの正常発達に必要 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、脳内に存在するマリファナ類似物質である内因性カンナビノイド(eCB)※1が、脳の抑制性シナプス※2の機能発達に重要な役割を持っていることを発見しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)大脳皮質回路可塑性研究チームのビン ジャン(Bin Jiang)研究員、津忠治チームリーダーらと米国ジョンズ・ホプキンズ(Johns Hopkins)大学のアルフレド カークウッド(Al

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    Tousa 2010/05/06
    抑制性シナプスの長期抑圧は信号伝達のブレーキではなくシナプス機能の発達に必要 長期抑圧には脳内マリファナ類似物質である内因性エンドカンナビノイドが抑制性シナプスの正常発達に必要
  • 血管内皮細胞のシアル酸形成で血管新生を調節 | 理化学研究所

    ポイント α2,6-シアル酸欠損は、接着分子「PECAM」の機能不全を起こす α2,6-シアル酸を欠損させたマウスで、細胞死が誘導されることを確認 シアル酸などの細胞表面糖鎖を標的とした新抗血管新生阻害剤の開発が可能に 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、シアル酸※1という糖が、血管内皮細胞にある接着分子「PECAM」※2の細胞内局在と機能を調節し、細胞死を制御することを発見しました。これは、基幹研究所(玉尾皓平所長)システム糖鎖生物学研究グループ疾患糖鎖研究チームの谷口直之チームリーダーと北爪しのぶ副チームリーダー、同研究所分子リガンド生物研究チームの小嶋聡一チームリーダー、福島医科大学医学部橋康弘教授らとの共同研究の成果です。 通常、PECAMは、血管内皮細胞表面で機能することで細胞死を抑制する作用がありますが、α2,6-シアル酸欠損マウスではPECAMの局在が変化し

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    Tousa 2010/03/02
    α2,6-シアル酸欠損は、接着分子「PECAM」の機能不全を起こす α2,6-シアル酸を欠損させたマウスで、細胞死が誘導されることを確認 シアル酸などの細胞表面糖鎖を標的とした新抗血管新生阻害剤の開発が可能に
  • 異常糖タンパク質の分解モデルに新しい機構を発見 | 理化学研究所

    ポイント 出芽酵母の細胞質から遊離糖鎖の構造を解析する手法を確立 遊離糖鎖は、異常糖タンパク質の分解だけで作られることが判明 遊離糖鎖の構造を詳細に解析し、糖タンパク質分解の新規メカニズム解明が可能に 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、パン酵母として知られる出芽酵母※1を用いて、細胞質に蓄積しているN型糖鎖※2由来の糖鎖(遊離糖鎖※3)の構造を決定する方法の開発に成功しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)糖鎖代謝学研究チームの鈴木匡チームリーダー、平山弘人特別研究員と独立行政法人 産業技術総合研究所・糖鎖医工学研究センター(地神芳文招聘研究員)らによる共同研究の成果です。 生物の構成成分であるタンパク質が合成される際には、正しい構造を持つ機能的なタンパク質を選別するとともに、出来損ないのタンパク質(異常タンパク質)を正しい構造に戻したり、分解したりする“品質管理

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    Tousa 2010/02/19
    出芽酵母の細胞質から遊離糖鎖の構造を解析する手法を確立 / 遊離糖鎖は、異常糖タンパク質の分解だけで作られることが判明 / 遊離糖鎖の構造を詳細に解析し、糖タンパク質分解の新規メカニズム解明が可能に
  • 脳細胞の先端が、右ねじの方向に回転することを発見 | 理化学研究所

    脳細胞の先端が、右ねじの方向に回転することを発見 -神経突起は、毎分1回のスピードで回転しながら右に曲がる- ポイント 神経細胞から伸びる神経突起の動きを3次元的に捉えることに成功 回転モーターはミオシンV、止めると神経突起は直線的に伸長 左右の脳で同じ右ねじ回転、脳の左右非対称性を生み出すメカニズム解明へ 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、国立大学法人大阪大学(鷲田清一総長)とともに、脳の神経回路を形成する神経細胞の細長い突起部分「神経突起※1」の動きを3次元的に捉えることに成功し、神経突起が時計回り(右ねじ方向)に回転していることを世界で初めて発見しました。理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)神経成長機構研究チームの上口裕之チームリーダーと玉田篤史研究員らが、大阪大学大学院生命機能研究科の村上富士夫教授と共同で研究した成果です。 脳の働きを担う神経回路は、

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    Tousa 2010/02/04
    神経細胞から伸びる神経突起の動きを3次元的に捉えることに成功 回転モーターはミオシンV、止めると神経突起は直線的に伸長 左右の脳で同じ右ねじ回転(毎分1回)、脳の左右非対称性を生み出すメカニズム解明へ
  • 404 Not Found | 理化学研究所

  • 難病の潰瘍性大腸炎の発症に関連する3つの遺伝子を発見 | 理化学研究所

    難病の潰瘍性大腸炎の発症に関連する3つの遺伝子を発見 ―遺伝的な要因を背景にした、粘膜免疫応答の調整異常が発症原因と突き止める― ポイント 日人の潰瘍性大腸炎をゲノムワイドに解析、遺伝的素因の実態を初めて解明 発見した3つの遺伝子の発症リスクは、それぞれ1.3~1.6倍 潰瘍性大腸炎の発症に、腸管免疫の個人差が関与する可能性が明らかに 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、潰瘍性大腸炎の発症に関連する3つの遺伝子(FCGR2A、13q12領域、SLC26A3)を発見しました。理研ゲノム医科学研究センター(中村祐輔センター長)多型解析技術開発チーム(久保充明チームリーダー)と、九州大学大学院病態機能内科学(飯田三雄教授)、東北大学大学院消化器病態学分野(下瀬川徹教授)、札幌医科大学医学部内科学第一講座(篠村恭久教授)との共同研究による成果です。 潰瘍性大腸炎は、大腸に潰瘍やび

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    Tousa 2009/11/20
    日本人の潰瘍性大腸炎をゲノムワイドに解析、遺伝的素因の実態を初めて解明 発見した3つの遺伝子の発症リスクは、それぞれ1.3~1.6倍 潰瘍性大腸炎の発症に、腸管免疫の個人差が関与する可能性が明らかに
  • 腸管免疫応答に重要な細菌認識受容体を世界に先駆けて発見 | 理化学研究所

    ポイント 腸管上皮細胞のM細胞で特異的に発現する「GP2」が、細菌受容体として機能発揮 GP2による細菌の取り込みが、迅速に腸管免疫応答を誘導 粘膜免疫の主役「IgA」産生を誘導する経口投与の粘膜ワクチン誕生に道 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、特殊な腸管上皮細胞として知られるM細胞※1で特異的に発現するGP2※2というタンパク質が、細菌などの抗原を積極的に取り込み、腸管免疫応答の誘導に重要な役割を果たす細菌受容体であることを世界に先駆けて明らかにしました。免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)免疫系構築研究チームの大野博司チームリーダー、長谷耕二研究員や横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科免疫生物学研究室を中心とする共同研究グループ※3による研究成果です。 腸管内には、私たちの身体を構成するすべての細胞の数よりも、はるかに多い膨大な数の細菌が

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    Tousa 2009/11/12
    効果的な感染症・アレルギーに対する経口ワクチンの開発に期待
  • 病原体などを認識するヒトIgM抗体の受容体遺伝子「FcμR」を発見 | 理化学研究所

    病原体などを認識するヒトIgM抗体の受容体遺伝子「FcμR」を発見 -30年以上不明だったIgM抗体の受容体の遺伝子が明らかに- ポイント 慢性リンパ性白血病細胞のcDNAライブラリーを活用、マウスT細胞株に導入し同定 受容体遺伝子「FcμR」はIgD、IgG、IgAやIgEとは結合せず、IgMだけに結合 自然免疫や感染の初期免疫機構の解明と治療応用に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、風邪ウイルスや細菌などの異物に対する自然免疫※1や初期の感染防御に必須な、免疫グロブリンM(IgM抗体※2)の受容体の遺伝子を世界で初めて明らかにしました。米国アラバマ大学医学部病理学教室の久場川博三教授らと、理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)免疫系構築研究チームの大野博司チームリーダーらおよび免疫多様性研究チームの王継揚チームリーダーらによる共同研究の成果で

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    Tousa 2009/10/27
    慢性リンパ性白血病細胞のcDNA ライブラリーを活用、マウスT細胞株に導入し同定 / 受容体遺伝子「FcμR」はIgD、 IgG、IgAやIgEとは結合せず、IgMだけに結合 / 自然免疫や感染の初期免疫機構の解明と治療応用に期待
  • 生命進化の理由の1つは、遺伝物質にDNAを選択した結果と判明 | 理化学研究所

    生命進化の理由の1つは、遺伝物質にDNAを選択した結果と判明 -RNAから始まった原始生命が、進化の過程で「DNA」を選択した謎を解く- ポイント 相同組み換え反応の中間体で、普遍的なDNAの引き伸ばし構造を発見 引き伸ばし構造は、RNAでは取れず、DNA固有の構造に依存 父母由来のDNAを混ぜ合わせる遺伝的組み換えはDNAだから起こる 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、環境の変化に適応しながら生命が進化した理由の1つに、遺伝的多様性を獲得するための遺伝物質として、RNAではなくDNAを選択した結果であることを明らかにしました。理研基幹研究所生体超分子構造・機能研究協力グループ(柴田武彦グループヘッド)の増田ときは元ジュニアリサーチアソシエイト(JRA※1)、美川務専任研究員らによる成果です。 高等真核生物は、卵や精子などの配偶子を形成する際に、父方由来、母方由来のDNA

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    Tousa 2009/09/29
    RNAから始まった原始生命が、進化の過程で「DNA」を選択した謎を解く
  • 404 Not Found | 理化学研究所

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  • 植物による病原体の認識・応答メカニズムを解明 | 理化学研究所

    2009年7月16日 岡山県生物科学総合研究所 独立行政法人 理化学研究所 国立大学法人 岡山大学農学部 公立大学法人 京都府立大学生命環境科学研究科 ポイント 病原体の攻撃を認識し、防御応答に関与する植物の異なる2つの蛋白質を発見 2つの蛋白質が協力して、3種の病原体を認識し、防御応答することを発見 病害抵抗性作物の開発に新たな知見を提供 鳴坂義弘(岡山県生物科学総合研究所 植物免疫研究グループ グループリーダー)、白須賢(理化学研究所 植物科学研究センター ディレクター)らのグループは、アブラナ科作物における重要病害であるアブラナ科野菜類炭疽病菌に対応する抵抗性遺伝子が、シロイヌナズナのゲノム上に2つ存在することを世界で初めて突き止めました。また、植物による病原体の認識メカニズムの解明に挑戦し、これら2つの遺伝子産物(蛋白質)が協調的に病原体の認識と防御応答に関与すると同時に、これら蛋

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    Tousa 2009/05/08
    受け渡しを担うグルコシダーゼIIの働きを解析し証明 これまで提唱されていた基質特異性に誤り アルツハイマー病などの理解や微生物による有用タンパク質生産の効率化に繋がる可能性
  • NMRで天然ムチンの複雑で独自な立体構造の解析に成功 | 理化学研究所

    ポイント 複雑構造の天然由来ムチンを同位体濃縮法を用いずNMRで詳細に解析 ムチンの基構造「O型糖鎖」の枝分かれ部分の局所立体構造を解明 クニウムチンが実用化につながる良質なムチン材料と判明 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人千葉大学(齋藤康学長)は共同で、クラゲ由来の新物質クニウムチンを用いて、従来測定が難しく、立体構造の解明が不可能と思われていたムチン※1の基的な核磁気共鳴(NMR)測定※2の手法を確立し、詳細な構造を明らかにしました。この成果は、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)の和田超分子科学研究室丑田公規専任研究員(前丑田環境ソフトマテリアル研究ユニットリーダー)ら、および千葉大学分析センター(石川勉センター長)の関宏子准教授の研究成果です。 動物の粘液の構成成分のムチンは、O型糖鎖※3を持つ糖タンパク質※4を代表する物質群で、生体内で重要な働きをして

  • タンパク質の立体構造の解明を加速する新規技術の開発に成功 | 理化学研究所

    タンパク質の立体構造の解明を加速する新規技術の開発に成功 -大腸菌でヨード原子を含む人工アミノ酸をタンパク質に組み込むシステムを開発- ポイント ヨードチロシンを組み込む大腸菌タンパク質合成システムを世界で初めて確立 タンパク質のX線結晶構造解析に簡易な新手法を提供 タンパク質の立体構造解析を加速し、創薬開発の構造薬理学に貢献 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、大腸菌を使って人工アミノ酸をタンパク質に導入する新規技術を確立し、大量生産したタンパク質を活用し結晶化することでX線結晶構造解析を容易にするシステムの開発に成功しました。これは、理研生命分子システム基盤研究領域の横山茂之領域長、村山和隆研究員(現・東北大学准教授)、拡張遺伝暗号システム研究チームの坂健作チームリーダーらの成果です。 多くの薬は、標的タンパク質に「鍵と鍵穴」のように結合し、その働きを変化させることで

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    Tousa 2009/03/11
    糖鎖の研究も飛躍的に進みそうなシステム。今後の研究に期待です。
  • 皮膚疾患の原因となる病原性真菌マラセチアの受容体を同定 | 理化学研究所

    ポイント マラセチアを認識する受容体が、ストレスで発現するレクチン「Mincle」と判明 外界から侵入するさまざまな病原性真菌を網羅探索し、マラセチアの特異認識を発見 皮膚疾患や乳幼児の致死性敗血症の治療への応用に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、ヒトをはじめとする動物の細胞に感染、梗塞(こうそく)、壊死(えし)などのストレスを加えると発現する C型レクチン「Mincle」※1が、 病原性真菌マラセチア※2の受容体であることを発見しました。これは、理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)免疫シグナル研究グループの斉藤隆グループディレクター、山崎晶上級研究員らと大阪大学免疫学フロンティア研究センター、千葉大学真菌医学研究センター、産業技術総合研究所糖鎖医工学研究センターとの共同研究による成果です。 研究グループは、ストレスによって強く発現が誘導され

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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