「そんなこと3万人くらい気づいてますよ」。 筆者が立てたある仮説を同僚に話してみたところ、不機嫌そうに言われたのが上のせりふだった。ある仮説とは、iPhoneとAndroidを取り巻く2010年現在の状況が、1994年に似ているということ。米Appleの携帯電話iPhoneは、日本国内での販売台数が300万台を超えたと言われている。それを追撃するのが、Googleの携帯端末向けOSであるAndroid。2010年中には、いくつかの国内メーカーからAndroidを搭載した端末が出荷されそうだ。この状況が、1994年ごろのApple Macintoshと、MicrosoftがWindowsの普及を進める状況に似ていると感じて、同僚に話してみたのである。 話を聞いた同僚は不機嫌そうに「なにを今さら…」と言っている。引き留めつつ筆者は聞いた。「それは全世界で3万人?それとも日本で?」。彼は答える。
Nexus Oneは、Googleが今後販売する多数の携帯端末の第一弾で、モバイルハードウェア事業を収益の重要な柱に育て上げることが同社の目標だとするアナリストも。 Googleの「Nexus One」は、同社がモバイル検索とディスプレイ広告、さらにはクリックツーコール広告を何百万人ものスマートフォンユーザーに届けるための手段であるとみるアナリストは多い。 米BroadPoint AmTechのアナリスト、ベンジャミン・シャクター氏もその1人だ。Googleは認めないだろうが、同社はGoogle Webストアを中心としたモバイルハードウェアビジネスを構築したいと考えているのではないかとシャクター氏は推測する。GoogleはこのWebストアを通じて、Nexus Oneおよび将来のAndroidベース端末を販売する。 現時点では、Nexus Oneの店頭販売は行われていない。Googleは最終
iPhoneとAndroid携帯のGoogle検索に追加された「Near me now」では、現在地の最寄りのレストランや銀行ATMなどを数タップで検索できる。 米Googleは1月7日、モバイル版検索エンジンに位置情報に基づく検索結果を提供する「Near me now」機能を追加したと発表した。まずは米国で、米AppleのiPhoneおよびGoogleのAndroid搭載携帯電話で同日から利用できるようになった。 対応機種のGoogle検索ページに表示される「現在地 Near me now」をタップすると、レストランやカフェ、銀行などカテゴリ別に検索するための選択画面が表示され、目的のカテゴリを選ぶと現在自分がいる位置から最寄りの店がリストアップされる。キーボードによる入力操作なしに地域情報が取得できるのだ。 「right here」オプションを選ぶと検索範囲が狭められ、例えば目の前にあ
7Gバイトの大容量と強力な検索機能を備えたGoogleのウェブメールサービス「Gmail」が、近頃立て続けに機能を拡充している。絵文字対応、モバイル版UIの改善、ビデオチャット、テーマなど、パワーアップしたGmailの最新情報をグーグルの日本担当者が解説した。 「Eメールはメールを送るためだけのものではない」。グーグルでGmailを担当するプロダクト マネージャーの岸本豪氏は、Eメールは統合的なコミュニケーション環境に進化してきていると語った。以前は紙の手紙を置き換えるものだったが、いまではカレンダーのような使い方をしたり、写真やドキュメントを添付して友人と共有したり、さまざまな活用法が見出されてきたという。 Gmailも手紙にとどまらないコミュニケーション手段として進化を続けてきた。サービス開始当初、2Gバイトの大容量ディスクを無料で利用できることが話題となったが、現在では7Gバイト以上
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く