富士通はこのほど、地域の顧客のビジネス相関図を可視化する「ビジネス情報ナビゲーションシステム」を、滋賀銀行に構築した。 同行の基幹システムに蓄積されたデータや取引先企業の公開情報をもとに、金や商品の流れなどの関係を抽出。それぞれの関係をマップとして“見える化”する。 営業担当者が、顧客企業のビジネス環境などを把握するのを支援するほか、企業への取引先紹介といった地域経済の活性化にもつなげられるとしている。 同行は今年1月、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」とLinuxで基幹システムを刷新している。