米Microsoftは米国時間2011年5月19日、同社の画像照合技術「PhotoDNA」を米Facebookが児童ポルノ対策のために導入すると発表した。Facebookは、SNSサイト「Facebook」の画像共有サービスにおいて、児童ポルノ画像の検出に同技術を利用する。 PhotoDNAは、Microsoft研究部門が米ダートマス大学と共同で開発した画像照合技術で、行方不明児や児童虐待の問題に取り組む非営利団National Center for Missing and Exploited Children(NCMEC)に2009年に寄贈された。 Microsoftは、自社の検索サービス「Bing」やストレージサービス「Windows Live SkyDrive」にPhotoDNAを実装し、NCMECと協力してテストしていたが、納得のいく効果が得られたため、同技術に関心を示している他の