ET961の座席表 エチオピア航空961便ハイジャック事件(エチオピアこうくう961びんハイジャックじけん、英語: Ethiopian Airlines Flight 961)は、1996年に発生したハイジャック事件である。 犯人がハイジャックした機体では不可能なオーストラリア行きを要求したため、燃料切れを起こし海上に墜落する惨事となった。 エア・タンザニア機として飛んでいたころの事故機(1991年、ガトウィック空港にて撮影) 1996年11月23日、エチオピアの首都アディスアベバ発コートジボワール・アビジャン行きとして運行中のエチオピア航空961便(ボーイング767-200ER、機体記号ET-AIZ)が、離陸から20分後に「爆弾(と称される物)」を所持する3人の犯人によってハイジャックされた。961便機長(当時42歳)は、エチオピア航空の中で最も経験豊かなパイロットの一人で、本件以前にも