北京五輪の聖火リレーの出発地を辞退した長野市の善光寺が、リレー当日の26日朝、チベットでの暴動で亡くなった人たちを、民族の違いにかかわらず名前を読み上げて弔う。企画した住職らは「出発地は辞退したが、イデオロギーや宗教を超えて世界平和を願う善光寺の立ち位置は変わらない」と訴える。 県内の市民有志でつくる「チベット問題を考える長野の会」(野池元基代表)と、チベット人の人権問題に取り組む市民団体「SFT日本」(ツェリン・ドルジェ代表)の主催。善光寺などの7人の住職が一緒に企画した。 当日は、国宝の本堂で毎朝ある「お朝事(あさじ)」という法要の中で、「長野の会」が入手した犠牲者名簿を基に住職が名前を読み上げる。騒乱による外国人の犠牲者を善光寺が弔うのは、少なくとも戦後初めてではないかという。 法要はリレー出発直前の午前7〜8時にある。在日チベット人が30〜40人ほど参加する見通しだ。一般市民
公立小中学校の図書館の図書購入費として国が07年度、各自治体に財政措置した約200億円のうち、2割強の約44億円が他の目的に使われたとみられることが21日、文部科学省の初の調査でわかった。一般財源として一くくりで受け取るため目的外に使っても罰則はないが、文科省は「本は、調べ学習や、こころの教育にもつながる。本来の目的に使って欲しい」と、近くホームページで各自治体の予算措置率を公表し、取り組みを促す。 約200億円のうち、各自治体が図書購入費として予算計上した額は約156億円で78%にとどまった。実際の計上額を国から受け取った額で割った「予算措置率」を都道府県ごとにみると、別の財源を加えて買っている場合もあり、(1)山梨139%(2)東京135%(3)愛知114%がベスト3。ワースト3は(1)青森38%(2)北海道43%(3)島根47%だった。 国は07年度に「新学校図書館図書整備5カ年
映画「靖国」公開、5月3日から渋谷で 各地も続々と2008年4月21日19時45分印刷ソーシャルブックマーク 上映を取りやめる映画館が相次いだ映画「靖国 YASUKUNI」が、5月3日の東京・渋谷シネ・アミューズを皮切りに、順次、全国で公開される。配給側のアルゴ・ピクチャーズが21日、発表した。同社の岡田裕社長は「多くの映画館が受けて立ってくれて、スタートが切れる。上映を見合わせていた所も、これで相当数、名乗りをあげてくれるだろう」と話した。 他に公開日程が決まった映画館と封切り日は、次の通り。5月10日 シネカノン有楽町1丁目(東京)、第七芸術劇場(大阪)▽24日 シネツイン新天地(広島)▽6月7日 京都シネマ(京都)、シネ・ウインド(新潟)▽7月12日 シネマテークたかさき(群馬)、桜坂劇場(沖縄)。このほか北海道から九州までの15館が、日程を調整中だ。 新潟のシネ・ウインドの斎藤正行
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く