「じっとしていられなくなり、歯を食いしばったり、汗が出てきたりした」「テンションがとても上がった」−。6日に行われた押尾学被告の審理では、押尾被告とともに合成麻薬MDMAを使った女性が出廷し、死に至るドラッグセックスの実態を次々に証言した。(夕刊フジ)■手軽さで人気も副作用で最後は地獄 法廷では、押尾被告が米国から危険を冒してMDMAを持ち帰っていたことや、女性を執拗にドラッグセックスに誘う性癖も明らかになった。一体なぜ、押尾被告はこれほどMDMAにハマッたのか。 「体に入れて20、30分もすると、ハッピーな気分になれる。その状態で女とセックスすると、なんともいえない一体感が味わえるんです」 こう証言するのは、MDMAを3年近く使用した経験のある都内の会社員男性(31)。約10年前に都内のクラブでMDMAを知り、趣味のダンス音楽で長時間踊り続けるために使用していたが、やがて恋人との性交時に