日本時間19日深夜に行われたサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会グループリーグのオーストラリア―ガーナ戦で、オーストラリアのMFキューウェルが自陣ゴール前でハンドの反則をとられて一発退場となった。中国のスポーツメディアは、満身創痍で出場したにもかかわらずわずか25分で退場させられた彼を「悲劇のヒーロー」として大きく報じている。 騰訊網スポーツチャンネルでは、オーストラリアの人気選手であるキューウェルが前回のドイツ大会から今大会までに股関節や足首などを痛めた影響で16回手術台に上ったことを紹介、それは全て祖国のため、ワールドカップのためだったとした。今大会直前にも股関節を痛めたが何とか大会には間に合い、メンバーに名を連ねることができた。しかし、初戦のドイツ戦は出番がなく、ベンチで4失点の惨敗を見ることとなった。そして迎えたガーナ戦、敗れれば決勝トーナメント進出が絶望的になる試合で、先発メン