8府省庁の職員15人が15日、国会内の自民党の佐藤勉国会対策委員長の部屋に呼ばれた。同党が国会審議の質問内容を政府に伝える期限を「2日前の午後6時」とする党内ルールを決め、各党に同調を呼びかけて約1年。官僚にとって大変な「質問取り」と答弁作成の残業負担が軽くなったかを聞くためだ。厚生労働省の女性職員は「子育てや介護で時間に制約がある人の多くが助かっている」と伝えた。ただ
8府省庁の職員15人が15日、国会内の自民党の佐藤勉国会対策委員長の部屋に呼ばれた。同党が国会審議の質問内容を政府に伝える期限を「2日前の午後6時」とする党内ルールを決め、各党に同調を呼びかけて約1年。官僚にとって大変な「質問取り」と答弁作成の残業負担が軽くなったかを聞くためだ。厚生労働省の女性職員は「子育てや介護で時間に制約がある人の多くが助かっている」と伝えた。ただ
1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス・マーケティング株式会社取締役、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問も務める。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 野田政権の成長戦略である「日本再生戦略」が7月31日に閣議決定されました。オリンピックの報道がメディアの大半を占める中で酷評は免れていますが、その出来の悪さは半端ではあり
永田町が「小沢新党」の行方に目を奪われている間に、政府は「日本再生戦略」なる報告書の原案を決めた。消費税引き上げへの努力目標となる2020年までの平均名目成長率3%実現を目指す、野田佳彦政権の「成長戦略決定版」という位置づけだ。 報告書は本体だけで全部で119ページと分厚い。それ以外に「叡智」「繁栄」「幸福」「平和」と名付けた4つのフロンティア分科会の報告、さらに同時並行で進んでいたデフレ脱却等経済状況検討会議第一次報告、参考資料もある。 国家戦略室が事務局となって野田首相を議長とする国家戦略会議がとりまとめたが、実際に作業をしたのは官僚である。これくらい大量の文書をまとめるとなると、さぞかし役所は大張り切りのねじり鉢巻きで作業を進めたことだろう。 ところが肝心の中身はどうかといえば、これがさっぱりだ。まるで余計な脂肪たっぷりのステーキを食べさせられたような感じである。とても全部は紹介しき
関連トピックス橋下徹 橋下徹大阪市長のブレーンを務める市特別顧問の専従スタッフに、30歳の法務省官僚が選ばれた。7月1日付で就任し、来年3月まで務める。市が1月に公募し、複数の省庁の官僚から手が挙がったが、省庁側が人手不足などを理由に難色を示し、選考が遅れていた。 選ばれたのは、法務省大臣官房行政訟務課の男性職員。いったん同省を退職して市政策企画室の係長に就任。現在17人を数える市特別顧問の指示を受け、政策調査などを担う。市の条例案作成などを助言する元経済産業省官僚の原英史氏や、同じく同省出身でエネルギー政策に詳しい古賀茂明氏のもとで企画立案などにあたるという。 市によると、男性職員は志望理由を「既存の制度を変え、世の中をよくしたいと官僚になった。大阪で改革に携わりたい」と話しているという。法務省の人事担当者は「新規採用の減少で人繰りは厳しいが、大阪での経験は省に戻っても生かせるはず
1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス・マーケティング株式会社取締役、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問も務める。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 経済産業省は、東京電力に1兆円規模の出資(公的資金注入)を普通株により行い、東電の2/3以上の議決権を取得(経営権を掌握)し、一時国有化しようとしています。これに対し、当
御厨貴先生と池上彰さんが、日本の小さすぎる「首相の器」をテーマに語り合うこの連載。これまで首相育成システムの崩壊や、マスコミの政治報道のあり方、政治システムの構造的な欠陥について議論してきました。 最終回の今回は、政治家や官僚の器を一気に大きくできる秘策をご紹介します。さらに、野田佳彦首相に話が及ぶと、お二人から意外な言葉が飛び出します。日本の首相の器が、少しでも早く、少しでも大きくなることを願うばかりです。 御厨:そうなんですよね。首相の器がどんなに小さくても、内閣がころころと変わっても、日本という国が動いてきたのは、いろいろ批判はあるけれど、やはり官僚が支えてきたからです。ところが、その官僚を多数輩出してきた東京大学のゼミの現役学生たちは今、「官僚ってだめですね」と言うんです。そこで「そう言うけど、この国を支えてきたのは、君らの先輩たちでもある官僚だぜ」と、かつて官僚が国を支えていた時
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