平成24年度米国における米海兵隊との実動訓練の概要について (防衛省) 今月21日から、自衛隊と米海兵隊第3海兵遠征軍(3MEF)が北マリアナ諸島で共同演習を行っています。訓練は37日間にわたって実施され、この間、島嶼奪還における着上陸訓練なども行われる見込みで、米軍の強襲揚陸艦に海兵隊と陸自が乗り込み、ヘリやエアクッション型揚陸艇(LCAC)を使って上陸訓練する模様です。離島防衛の基本である「取らせてから取る」を確実に実行する能力を向上するものですね。駐沖海兵隊から約2千人、自衛隊からは離島防衛を主任務とする西部方面普通科連隊の約40人の部隊が参加します。 言うまでもなく、我が国(+アメリカ)の「取らせてから取る」能力が高ければ高いほど相手は離島に手を出すことすら躊躇するようになります。なぜなら、例え島へ侵攻しても、そこを維持・支配することが極めて困難なことが初めから分かっていれば、侵攻