★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 「もっと医療面」では、毎週木曜日の朝日新聞朝刊「医療面」のトップ記事をご紹介し、執筆した記者の取材後記をあわせてお届けします。ご感想やご意見を、各記事画面一番下のコメント投稿欄からお寄せください。 ワクチンは細菌やウイルスによる感染から身を守り、重症化を防ぐのが目的だが、みんなで打って感染の広がりをくい止める社会防衛の役目もある。そのためには接種を受ける人の割合が95%程度になる必要がある。英国の取り組みや国内の先進例を紹介する。 英国では通常、麻疹(ましん)(はしか)とおたふく風邪、風疹のワクチンが一緒になった3種混合ワクチン(MMR)を5歳までに2回打つ。 しかし、ロンドンに住むデザイナーのシェボーン・ディロンさんは、長男ロー君(4)に、3種類の単独ワクチンを2回ずつ打