研究世界の公用語は、めんどうでも現実的に英語です。主要科学論文のほとんどが英語ですし、外国人研究者との意思疎通も大抵英語です。いやでも使えるようにならないと何かと困るわけです。 そんな「実用的英語」の必要な環境で過ごしていると、受験英語時代には気にも留めなかった単語・イディオムで、これは意外に使い勝手がよいなぁ、と感じることが多々あります。 今回はそういった便利単語の一つ、“follow”をご紹介しましょう。 日本語で”フォローする”と言った場合、「ミスなどを取り繕って体裁を保つ」という意味で使われることが大半でしょう。これ、正確には“follow up”というイディオムに相当します。 英語で“follow”だけを使うと、「あとに続いていく」「追随する」という意味合いになります。 それのどこが便利なんだ?と言われれば、「比較的英語に慣れない人にとって、使い勝手がよい表現になる」というのが大