ブックマーク / gendai.media (151)

  • あの戦争でアメリカを勝たせたのは、日系人陸軍情報部員たちだった(すずき じゅんいち) @gendai_biz

    442連隊のことはご存知だろうか。第二次大戦中に編成されたアメリカの陸軍部隊で、士官を除くほとんどの隊員は日系二世で構成された。強制収容所から志願した西海岸出身の日系二世とハワイ出身の日系兵士たちは、ヨーロッパ戦線に派遣される。そこで彼らは、全滅寸前だったテキサス大隊の救出、難攻不落といわれたゴシック・ラインのドイツ軍要塞攻略など、目覚ましい戦果を上げ、アメリカ史上最強の陸軍部隊と賞賛されることになる。大戦中最も多くの勲章を得ている部隊なのだが、戦死率も飛び抜けて高く、彼らは、自らの命を懸けて、日系アメリカ人の地位向上を勝ち取ったともいえる。 一方で、同じ日系のアメリカ陸軍兵士でありながら、太平洋戦線で日軍と戦った者たちもいた。対日戦争の情報戦の主役だった彼らは、終戦時のアメリカ大統領トルーマンが「人間秘密兵器」と称し、GHQのウィロビー少将は、「彼らのおかげでこの戦争を2年早く終結でき

    あの戦争でアメリカを勝たせたのは、日系人陸軍情報部員たちだった(すずき じゅんいち) @gendai_biz
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    WonderBoy 2018/08/15
  • 地方への移住者が苦悶する「ゴミが出せない」という大問題(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    東京・長野・福井と多拠点生活を送っているジャーナリストの佐々木俊尚氏。地方の生活を楽しみながらも、「住んでいる地域でゴミが捨てられない」という問題にも直面した。この問題は些細なことかもしれないが、人口減少が避けられない日の地方創生を考える上で、大きな問題がはらんでいるという——。 20代の25%近くが「地方移住に興味アリ」 地方移住が盛り上がっている。政府の国土交通白書(2017年度)では、三大都市圏に住む20代の若者の24.8%が、地方移住に関心があるという調査結果も明らかにされた。都市部は住民同士のつながりが薄く、頼れる人がいないからではと分析されて、「冷たい都市から温もりのある地方へ」という願望があるようだ。 この流れはとても良いことで、今後も加速してくだろうと思う。ただ一点だけ、気になることがある。それは「地方に住む」ということがどういうことなのかを、事前に認識していない人がけっ

    地方への移住者が苦悶する「ゴミが出せない」という大問題(佐々木 俊尚) @gendai_biz
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    WonderBoy 2018/08/11
  • 東京五輪「ブラックボランティア」中身をみたらこんなにヒドかった - グノシー

    2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたボランティアの募集が9月中旬から開始される。東京オリンピックでは、11万人もの無償ボランティアが動員される予定だが、この件に大きな問題があると発信し続けているのが、『ブラックボランティア』を出版した著述家の間龍氏だ。東京オリンピック・無償ボランティアの数々の問題点を、間氏に聞いた。(文・角川新書編集部) なんで無償なの? ――2020年の東京オリンピックに向けて、ボランティアの募集が始まります。この「無償ボランティア」には大きな問題がある、ということですが。 「問題は多岐にわたるのですが、大きく二つあります。 一つが、東京オリンピックは巨大な商業イベントだ、ということです。すでに4000億円以上のスポンサー収入があったと推定されています。超巨大イベントにもかかわらず、なぜイベントを支えるスタッフは無償なのでしょうか。たとえばプロ野球やJ

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    WonderBoy 2018/08/04
  • 「定年後に終わる人」と「定年後から始まる人」の、ほんの少しの差(清水 計宏) @gendai_biz

    定年後に「終わる人」と「始まる人」 同窓会などで何十年ぶりに学生時代の知人・友人に会うと、その老け方の違いにびっくりすることがある。 充実して恵まれた生活を楽しんでいる人は至って若く見えるが、仕事や家庭に不満を抱き不遇な時代を過ごした人はすっかり老け込んでしまって痛々しくさえある。 多くの会社・団体勤めをしてきた人にとって、定年後の生活も人によって明暗を分ける。会社員であれば定年は避けて通れない。それは第二、第三の人生への関門であり、通過儀礼でもある。 オランダの保険大手のエイゴン(AEGN.AS)が2017年7月に発表した「定年退職に関する意識調査」(SuccessfulRetirement-HealthyAgingandFinancialSecurity)によると、定年退職準備指標が日は15カ国中で4.7(世界平均5.92)と最下位となり、定年に向けた準備が最も整っていない国であるこ

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    WonderBoy 2018/07/11
  • 自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感(大前 治) @gendai_biz

    7月5日から8日にかけて西日各地が豪雨に襲われた。被害は甚大であり、避難指示と避難勧告は全国で約360万世帯・863万人に発令され、3,779ヵ所の避難所に約28,000人が避難をした(最大時の7月7日時点)。 救助や避難対応にあたった方々の懸命の努力には頭が下がる。その一方で、体育館などへの避難を余儀なくされた人々の生活環境は劣悪であり、個人の努力では解決が困難である。 そこには、海外の避難所の実態とは大きなギャップがあることをご存知だろうか。 災害多発列島・日において、何が求められているのか再考が必要である。 エアコン付き6人部屋、個別ベッドの避難所 自然災害時の避難生活の場所としては、床に毛布を敷いて大勢がひしめきあう体育館が思い浮かぶ。エアコンや間仕切りはないことが多い。 大規模災害のたびに報道される光景であるが、これを当然視してはいけない。海外の災害避難所と比べれば、日の避

    自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感(大前 治) @gendai_biz
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    WonderBoy 2018/07/11
  • 私たちが「クソどうでもいい仕事」に忙殺されてしまう意外な理由(藤田 結子) @gendai_biz

    「クソどうでもいい仕事」という現象 W杯前の5月上旬、サッカー日本代表田圭佑選手が、分厚い学術書『負債論』(以文社、2016年)を「最近読んだお気に入りの」とツイートして話題になった。 一方、海の向こうイギリスでは、その著者・社会人類学者デヴィッド・グレーバーの新刊書が話題になっている。 そのが、5月中旬に出版された『Bullshit Jobs: A Theory(クソどうでもいい仕事-その理論)』(邦訳は未刊行)だ。 グレーバーは、2013年にのもととなる「クソどうでもいい仕事という現象」(1)という題の小論を発表し、インターネット上で大評判になった。 このエッセイは10ヵ国語以上に訳され、掲載したウェブサイトへのアクセスは1日で数百万に達したという。 「Bullshit(ブルシット)」は、英語を話す人々にとっては下品なののしり言葉で、「くっそどうでもいい!」「うそだろ!」とい

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    WonderBoy 2018/07/10
  • 私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz

    7月10日、甲南大学文学部より、記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ

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  • 歯医者を疑え!簡単なQ&Aで彼らのウソを見抜く方法(週刊現代) @gendai_biz

    何度も削ったり埋めたり。歯の治療には、「当に必要か?」と思うことがたくさんある。でも、いくつか質問をするだけで、その要不要が判別できるんです。 「残念なことですが、歯医者の中には、カネ儲けのため、患者にとっては必要のない治療をする人がいることも確かです。彼らは必要もないのに、虫歯を削る、何度も作り直しが必要な義歯を誂えるなど、ムダな治療を行っています」 著書に『歯科医は今日も、やりたい放題』がある林歯科の林晋哉院長はこう溜め息をつく。林氏が言う通り、歯の治療には「ムダ」がつきもの。カネ儲けのためには、その治療が必要であるかのようにウソをつく歯医者もいる。患者はどうウソを見破ればいいのか。 有効なのは、「質問」だ。歯科医の提案に対して的確に質問をぶつけられれば、それが当に必要な治療かどうかを見抜ける。 提案を受けたケースごとに、どのような質問をすればいいのかを紹介していこう。 インプラン

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  • 実働10分で5万円稼げる天下り先「公証人」を知ってますか(週刊現代) @gendai_biz

    毎日暇で年収2000万円 誌記者が彼と会うとき、待ち合わせは夕方5時が指定される。東京都内のさる繁華街の駅前だ。 「まずは駆けつけ一杯。今日はどこ行こうか?」 ――早い時間ですが、事務所は大丈夫ですか? 「初めから夕方の予約は入れてないんだよ。ま、いいよ、早く行こう!」 羽田正彦氏(仮名・60代後半)は、決して年金生活者ではない。年収は2000万円を優に超える。 目当ての店が開くまで、駅前の一杯飲み屋に入る。 「しかし毎日暇だな……今日は同じ新聞を3回読んでさ。おたくの週刊誌も隅から隅まで読んだけど、それでも時間が余っちゃったよ」 羽田氏は、63歳までエリート検察官だった。最高検幹部、某地方の検事正を務めて、定年退官。記者が彼と会うのは、かつて彼が担当した事件に関する取材が目的だが、それにしても暇そうだ。 羽田氏が悠々自適なのは、業界で「年寄株」と揶揄される天下りポストにありついているか

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  • 76年前の今日、ミッドウェーで大敗した海軍指揮官がついた大嘘(神立 尚紀) @gendai_biz

    日大アメフト部の反則問題、国会の森友、加計問題……、昨今の日では、責任ある者たちの言い逃れとしか思えない言動がまかり通っている。いつの間に、日社会はこんな風になってしまったのかと思うのだが、太平洋戦争の最前線で戦闘を経験した多くの搭乗員を取材した神立氏によれば、この責任逃れ体質は、日人をどん底に追い込んだあの戦争においてもおおいに発揮されていたという。 現場の声と参謀たちの発言のズレ 太平洋戦争が始まって約7ヵ月後の昭和17(1942)年6月5日、それまで無敵を誇っていた日海軍は、ミッドウェー海戦で、南雲忠一中将率いる「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」の主力空母四隻を撃沈され、開戦以来はじめての大敗を喫した。圧倒的に優勢な戦力を擁しながら、劣勢のアメリカ艦隊に敗れたこの戦いが、「あの戦争」の一つのターニングポイントになったことに、議論の余地は少ないと思う。 ところが、この海戦に参加し

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    WonderBoy 2018/06/05
  • 寝る前のノンアルコール・ビールで「ひどいイビキ」が治った(週刊現代) @gendai_biz

    自分は気持ちよく眠っていても、はた迷惑ないびき。わかっちゃいるけど寝ているあいだのこと、意識的に治すのはなかなか難しい。寝る直前にできて、効果バツグンのいびきを治す方法を大紹介。 舌の筋肉が衰える 都内に住む原口俊樹さん(66歳・仮名)は長年いびきに悩まされてきた。 「普段からいびきがひどいとから言われてきました。とはずっと寝室は別です。でも自分では寝ていてわかりませんから、あまり気にしてきませんでした。 しかし、仕事を辞め、友人たちと温泉旅行に出かけるようになってからのことです。 朝、起きると同室だった友人が心配そうに私を見つめているのです。聞くと『昨日のいびきすごかったけど大丈夫か』と。友人にまで迷惑をかけてしまうので、旅行に誘われても個室じゃないと参加しづらくなってしまって……」 近年研究が進み、脳卒中や糖尿病など重大な病気との関連性も指摘されるようになってきたいびき。肥満やスト

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    WonderBoy 2018/06/02
    「『あー』と口を大きく開き、『いー』と口を大きく横に広げ、『うー』と口を強く前に突き出し、『べー』と舌を突き出して下に 伸ばす。これを一日30回、3週間続けてみてください。
  • 田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz

    地方と都市における「文化教育の格差」について論じた阿部幸大氏の論考は大きな反響を呼んだようである。阿部幸大氏の主張を要約すると、地方(「田舎」)と都市(「東京」)の間には、所得の格差や社会的インフラなどの充実度の差などとは異なる、目に見えない「文化教育の格差」が厳然として存在する、というものだった。 問題なのは、それが「目に見えない」ものであるがゆえに、地方に住む人々は「田舎」と「東京」の間に大きな「文化教育の格差」が存在することに気づいていない。 そして、その格差が原因で、地方に住む前途ある若者たちが、自分の可能性に気付かぬまま「田舎」に埋没してしまうことこそ危惧されるべきだ、という結論が導き出されている。 北海道東部の釧路市出身の阿部幸大氏は、釧路がことさら「田舎」であることを強調しているため、釧路をはじめとする地方在住の読者から反発もあったようである。 地元出身者は「おおむね共

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    WonderBoy 2018/05/11
  • 「消費・浪費・投資」の違いを知る学生だけが、後悔しない就活をする(大久保 伸隆) @gendai_biz

    就職活動をしているアルバイトを対象に、「ツカラボ」という就活セミナーを開催し続けてきた、エー・ピーカンパニー副社長の大久保伸隆さん。 他社への就活を応援? と一見驚くが、それにより、エー・ピーカンパニーが経営する居酒屋『塚田農場』は就活を理由にした離職が減り、アルバイトの定着率が2倍以上(アルバイトのうち、ツカラボ参加者29ヵ月、非参加者14ヵ月)高くなった。 中でも、「仕事をする」上で最初に知っておいたほうがよい「お金の話」は、参加した学生たちからも「こんなことを教えてもらったことはなかった」と大好評。5回以上参加した就活生の100%が内定を手にしている人気の就活セミナーとなっている。 前回は「お金の稼ぎ方」を考えることで、自分が何をしたいかを深堀りするきっかけを与えていることをお伝えした。今回は、「お金の使い方」「貯め方」の切り口から大久保さんが伝える、既成概念を疑うことで自分の価値基

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    WonderBoy 2018/05/09
    “『エルメスを着た豚がいいか、ユニクロを着たカモシカがいいか』”
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

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    WonderBoy 2018/04/25
  • 日本の企業を蝕んでいる病の正体が分かった(辻野 晃一郎) @gendai_biz

    東芝、シャープ、三菱自動車や神戸製鋼、そして、森友学園の国有地取得をめぐる公文書改竄事件――相次ぐ大企業の不祥事・経営危機や、国家を揺るがす事態の裏側には、ある病巣があった。 ソニーのカンパニープレジデントや、グーグル法人元社長を経て独立起業した実業家・辻野晃一郎氏と佐高信氏の新刊『日再興のカギを握る「ソニーのDNA」』では、組織に従順で挑戦しないものが出世し、「個」を大事にしない日型大企業や現政権の問題について鋭く斬り込んでいく。 「戦争で儲ける国にしないために」 佐高さんと知り合うきっかけになったのは、『週刊文春』の連載だ。2014年10月から2016年12月までの2年ほど、私は週刊文春にビジネス連載を持っていた。 安保法制はじめ、安倍政権が次々と強引に進める施策と、それにただ迎合するだけの経済界に強い失望と危機感を覚え、警鐘を鳴らす意味で、同誌の2015年10月1日号の連載に

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    WonderBoy 2018/04/22
  • 東日本大震災で流された大量の「戸籍」が鳴らす警鐘(井戸 まさえ) @gendai_biz

    東日大震災から7年が経つ。大規模な被害が出たことは言うまでもないが、同時に大量の「戸籍」も流されていた。戸籍がなくなるとどうなるのか? 当時どのような対応がおこなわれていたのか? 無戸籍者の問題を追い続けてきた井戸まさえさんが、大震災と戸籍について考える。 「戸籍がない」とはどういうことか 今年もまた3月11日がやってくる。 あの日、大事な命とともに、津波被害が最も深刻だった南三陸町、女川町、大槌町、陸前高田市の4市町では、住民の「自分の証明」たる「戸籍」の正が流され、全てが失われた。 「戸籍がない」とは、死者を死者として届けることも、出生も婚姻、離婚も含めて身分関係登録の一切ができないということだ。 誕生日や自分の父母が誰なのかも、何らかの客観的証拠がなければ公証に至らず、戸籍再生の道は厳しく制限される。 今日に至る近代戸籍制度は明治時代に確立したものだが、過去において大量に戸籍が滅

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    WonderBoy 2018/03/12
  • 「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) @gendai_biz

    中国で流行中の『知乎』 中国の質問サイト『知乎(チーフー)』をご存知だろうか。これは日で言えば『Yahoo!知恵袋』のように、ユーザーの質問に他のユーザーが回答してくれる集合知型のウェブサイトだ。 中国では2005年からIT大手・百度(バイドゥ)が運営するQ&Aサイト『百度知道』などが存在したが、こちらはネタ質問やネタ回答・コピペ回答も多く、いまいち信用が置けなかった。 だが、2011年にサービスを開始した『知乎』は、一部のユーザーが所属や身元を明らかにした上で書き込んでいることや(共産党青年団などが身元を明かして公式に回答を寄せていることもある)、回答者を第三者が評価するシステムなどが奏功して、そこそこ真面目で信頼性が高い情報がやりとりされるプラットフォームになっている。 加えて言えば、『知乎』は一種の大規模掲示板としての役割も果たしており、むしろ回答の数よりも元の投稿に付く質問の数の

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    WonderBoy 2018/01/27
  • 「賃貸は家賃を捨てるだけ、持家は将来資産になる」はフェイクだった(牧野 知弘) @gendai_biz

    東京オリンピックの競技会場に近い、江東区湾岸部の高級タワーマンションが人気だ。1000戸以上の新築が1年もしないうちに完売するという、驚異の売れ行きだという。購入者からは、立地や価格を考えれば「お得感がある」との声も聞かれるが、当だろうか。ベストセラー『2020年マンション大崩壊』(文春新書)の著者、牧野知弘氏に聞いてみた。 「建物は有限、土地は永遠」という真理 不動産事業に長く関わってきて強く思うことがある。土地は劣化しないということだ。 たとえば東京都中央区銀座の土地。銀座の地価は、景気の状況を敏感に反映して変化する。中心部の四丁目付近では、ここ30年くらいの間でも、現在のように坪当たり1億円を超える値段をつける時代があれば、3000万円台まで下落したときもあった。それでも土地は変わらず銀座に存在し続けている。 土地はこの世から消えてなくなることはない。価格はその時代時代の気配を表象

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    WonderBoy 2018/01/24
  • 廃校危機の女子校を救った校長が語る「人を動かす4つの法則」(漆 紫穂子) @gendai_biz

    グループのリーダーとして何かを変えようとするとき、思い通りにメンバーが動いてくれなくて困った経験はありませんか? 私が20代でプロジェクトリーダーのような立場になったときもそうでした。そのときの経験から、人が動いてくれない理由には大きく四つあると気づいたのです。 一経営の危機にありながら、7年間で偏差値を20ポイント以上もアップ、入学希望者を60倍に跳ね上げた、品川女子学院の漆紫穂子さん。前回の記事「廃校危機だった女子校を倍率10倍の『人気校』に変えた驚きの改革」では具体的な改革の流れを教えてくれた漆さんが、著書『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』にも書かれている「4つの理由」について、同書からの引用とあわせて語ってくれた。 なぜ制服を変えたのか 理由① 情報を知らない 人が動いてくれない理由、その一つ目が、「情報を知らない」です。そもそも、なぜ改革が必要か知らないのです。

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    WonderBoy 2018/01/24
  • 京大ナンバーワン教官が教える「勉強することのホントの意味」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    推古元年(西暦593年)4月、聖徳太子は現在の大阪・四天王寺に、仏法修行の場として「敬田院」を開設した。 この日で初めてつくられた公教育施設である敬田院の精神を受けつぎ、社会に貢献する女性の育成に力を入れているのが、学校法人四天王寺学園が運営する四天王寺中学・高校である。 2017年11月6日、その四天王寺中学の女子中学生約500名に、「なぜ勉強するのか」と題した講演が行われた。 演台に立ったのは、京都大学ナンバーワン人気教官の瀧哲史氏。同氏は『ミライの授業』『武器としての決断思考』などのベストセラー作家としても知られている。 「ミライ」を生き抜いていかねばならない彼女たちに、瀧氏は何を語り、どんなメッセージを贈ったのか。 (瀧先生の人気記事 「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/artic

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    WonderBoy 2017/12/03