チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長。サウジアラビア・リヤドで(2019年10月14日撮影)。(c)Alexey NIKOLSKY / SPUTNIK / AFP 【4月15日 AFP】チェチェン人戦闘員が四方八方に銃を乱射し、ウクライナ兵の捕虜はうつろな目でひざまずき、あるいは遺体の間を引きずられていく──ロシア南部チェチェン(Chechen)共和国の独裁者ラムザン・カディロフ(Ramzan Kadyrov)首長(45)は、自身の私兵がウクライナでロシアのために戦う様子をソーシャルメディアで自慢している。 カディロフ氏の部隊「カディロフツィ(Kadyrovtsy)」は、チェチェンの民兵組織だ。ウクライナの人々は、侵攻してきたロシア軍の中で、カディロフツィが最も残忍だと口をそろえる。 カディロフ氏は、チェチェン紛争でロシア側に寝返った元独立派指導者の息子で、ウラジーミル・プーチン(V