「爆破前からロシア軍準備」 ウクライナで自作自演説くすぶる 2022年10月11日15時58分配信 ウクライナのポドリャク大統領府顧問=2月28日、ベラルーシ南東部ゴメリ州(AFP時事) ウクライナ国防省情報総局は10日、全土を狙ったロシア軍による大規模攻撃について、今月2~3日から爆撃機や艦艇の準備が進んでいたとの見解を表明した。ロシアのプーチン大統領はウクライナ南部クリミア半島に架かる橋の8日の爆破事件を踏まえ「テロへの報復」として攻撃を正当化しているが、ウクライナはこの事件をロシアによる「自作自演」と見なして反論した格好だ。 ウクライナのポドリャク大統領府顧問も10日、動画サイトの番組で、ロシア軍の攻撃は数週間前から計画されていたと主張。橋の爆破も、プーチン氏の言う「ウクライナ情報機関」ではなく「ロシア情報機関」の仕業だと指摘し、口実をでっち上げるための「偽旗作戦」に当たるとの認識を