1960年から、当社は独自の理論展開により世界に先駆けてトランス型のノイズ防止素子を開発実用化し、これにノイズカットトランスと名づけました。その骨子は、分離絶縁した2コイル間の、原理的にシールドだけでは防止できない高周波の磁束成分を除くことによってノーマルモードを遮断し、それによってコモンモードもより完全に防止することにあります。《ノイズカットトランス》はノイズ源と被害側の電気回路を(高周波的にも)分離絶縁(アイソレート)してしまうので、防止効果が徹底的で信頼性に富んでいます。かつてのアナログ時代なら一過性の被害ですんだノイズ障害が、情報技術装置が高密度集積回路を主素子としてデジタル方式化した今では一瞬にして情報財産を喪失し、システム等の誤動作や破壊、さらには人身事故にまでつながります。デジタル時代はまさに「0」か「1」か、「完全に効くか」「否か」という厳しい選択基準でノイズ防止用品を選ば