学校に行きたくないと子どもが言ったときに、一番大事なこと。 それは親が選択肢を知っていることと、親自身に子どもに寄り添えるスペースがあることだと感じています。 周囲に合わせることがよしとされていた時代から個を大事する時代への変化の中で、システムがなかなか変わらない学校へなじめない子どもが増えていますね。 行くか行かないの2択しかなかったり、行けない子はダメだという偏見が周囲に多い、ちゃんと行かせられない自分はダメな親だと思ってしまうと八方塞がりで親子ともに苦しい状況になります。 わたしが地域の子育て支援を始めたのは、周囲に不登校のお子さんを持つママたちが多かったから。 子どもの気持ちと自分の気持ちの狭間で揺れ動き、どうしたらよいかわからなくなる。 「かわいそう」と片付けられて、孤立化する様子も何度となく目にしました。 その家族だけではなく、学校や地域、社会全体の問題だと感じています。 義務