This work by RubyKaigi 2019 Team is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.
今年もRubyKaigiでしたねー。実によいカンファレンスでした。 rubykaigi.org 仙台は東京からも新幹線で1.5〜2時間で着けるというアクセスの良さ、加えてちょうど新緑の時期で街中も郊外も美しいし、日本酒も酒に合う魚もおいしい場所だし、地方開催のカンファレンスは本当にすばらしいなって話をずっとしてた。そういうところに隔離されてずっとソフトウェアの話ができるの、本当に良いと思う。 しゃべってきた 今年は去年のRubyKaigiから間が短いこともあってトークの応募どうしようかなと思ってたんだけど、最近Asakusa.rbで @joker1007 さんとよく盛り上がる技術ネタがあって、それを共同で応募してみたら通ったから話してきた。(jokerさんのエントリ) Hijacking Ruby Syntax in Ruby - RubyKaigi 2018 スライドはこちら。 Hija
当社はCookieを使用して、お客様が当社のWebサイトでより良い体験を得られるようにしています。引き続き閲覧する場合は、プライバシーポリシーに同意したことになります。
Ruby on Rails 5.2正式版発表。Active Storageによるクラウドストレージ対応、Redisでのキャッシュ対応など Ruby on Rails 5.2のファイナル版が発表されました。来週の火曜日からは米国ピッツバーグで「Rails Conf 2018」が開催予定で、それに間に合わせたことになります。 Rails 5.2のおもな新機能は、Active Storageによるクラウドストレージ対応、キャッシュストアへのRedis対応、HTTP/2 Early Hints対応、DSLによるContent Security Policyの設定などです。 Rails 5.2のおもな機能 Rails 5.2の主な機能をそれぞれ簡単に紹介しましょう。 Active Storage Active Storageは、Amazon S3やGoogle Cloud Storage、Micro
「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは「Yugui」というハンドルネームで知られる園田裕貴(そのだゆうき)氏。書籍「初めてのRuby」の執筆者であり、過去にはRuby 1.9系のリリースマネジャーを務めた。スケールアウト(現Supership)の初期中心メンバーの一人でもある。今回は、Rubyとの関わりやスケールアウトに参加したきっかけを聞いた。 (前回から続く) Rubyは2000年半ば、大学1年生の頃に趣味で触り始めました。バージョンが1.4の頃でした。高校時代からちょっとしたCGIを書くためにPerlを触っていました。そうした情報をいろいろ調べているうちに、Rubyといういい言語があるらしいという話を聞いたのです。 Rubyは割とすぐ手になじんだので、ちょっとしたスクリプトを書
「プログラミング言語Rubyのコアコミッター・中村宇作氏を採用しRuby開発とImageFlux開発を加速します」のニュースで既報の通り、Rubyのコアコミッターを務められているusaこと中村宇作が入社しました。 聞き手はニュースの写真にも登場している、bashこと執行役員 技術マネジメント室長 小芝です。 プロフィール 1973年生まれ、富山県出身。 2000年よりRubyの開発に携わり、現在は主にWindows版の開発および安定版の保守を担当。Ruby公式サイトに世界で一番多く記事を書いている人。 RubyKaigi2013スピーカー、大江戸Ruby会議05キーノート。 TRICK 2013、TRICK 2015 入賞者。 好きなメソッド: Enumerable#map 座右の銘: ケセラセラ GitHub、Twitter ID: @unak 自己紹介 まずは自己紹介をお願いします。
時代とともにRubyの使われ方は変わってきましたが、いつの頃からか発生したDSLのホスト言語としての役割にはずっとお世話になってます。人に優しく、故にプログラマ以外にも優しく、これがとてもRubyらしくて好きな点です。 #ruby25th— Yuki Yugui Sonoda (@yugui) 2018年2月24日 僕にとってRubyはfluentdやchefのための言語ですが、プラガブルなOSSエコシステムであったり、強力なDSLを作りやすかったりするところにその魅力を感じます。特にfluentdは大好きなOSSで、Mackerel運営でもかなり参考にさせてもらっています。 #ruby25th おめでとうございます!— songmu (@songmu) 2018年2月24日 DSLは本当に感動したところなんだけど、DSL開発ツールとしてのRubyが「発見」されたものなのか意図されたものな
日本で生まれたプログラミング言語「Ruby(ルビー)」が2月、25周年を迎えた。ルビーは、世界的に知られた言語で、初期のツイッターも採用し、価格比較サイトを運営するカカクコムや、民泊仲介サイト世界最大手の米エアビーアンドビー(Airbnb)も使っている。生みの親のまつもとゆきひろさん(52)は、IT企業が集まる米シリコンバレーを歩くと、握手を求められるほど顔を知られた開発者だ。まつもとさんに、ルビーの魅力を聞いた。【岡礼子】
ImageFlux事業部長 道井 俊介(左) 中村宇作氏(中央) 執行役員 技術マネジメント室長 小芝 敏明(右) ピクシブでは、サービス基盤としてプログラミング言語Rubyを多くのサービスで活用しています。 そのRubyコアコミッターを務めている中村宇作氏がエンジニアとして入社したことをお知らせします。 プロフィール 1973年生まれ、富山県出身。 2000年よりRubyの開発に携わり、現在は主にWindows版の開発および安定版の保守を担当。Ruby公式サイトに世界で一番多く記事を書いている人。 RubyKaigi2013スピーカー、大江戸Ruby会議05キーノート。 TRICK 2013、TRICK 2015 入賞者。 好きなメソッド: Enumerable#map 座右の銘: ケセラセラ GitHub、Twitter ID: @unak 一言 この度、ピクシブの一員として参加させて
Post author:sider Post category:Uncategorized Reading time:4 mins read Post published:2018-02-26 もし過去のOSに断絶があったら、Rubyが絶命していた可能性はかなり高い。25年のRuby開発の歴史を振り返りつつ、そんな意外な見方を示したのはRubyの生みの親として知られる、まつもとゆきひろ氏だ。 日本生まれのプログラミング言語「Ruby」(ルビー)が25歳の誕生日を迎えた。Rubyが生まれたのは1993年2月24日のこと。それからちょうど25年目となる2018年2月24日に、Ruby25周年記念イベント「Ruby25(ルビー・トゥエンティーファイブ)」が、Rubyアソシエーションおよび日本Rubyの会の後援で東京の品川インターシティーで開催された。 基調講演を行ったまつもと氏は、25年を振り返
Rubyが生まれてから25年, Rubyが立派に成長したのをみて, Rubyの名付け親としてこんなに嬉しいことはありません. Rubyの誕生は1993/2/24です. これは, 周知の通り, Rubyの名前が決まった日です. そうすると, それより以前にRubyを作ろう!! と決めた日があるはずです. Rubyの開発を始めるきっかけは, まつもとさんと私との直接の会話から始まりました. ということは, その日を確定すれば良いことになります. まず, まつもとさんとRubyに関して, 初めてメイルでのやり取りをしたのは2/17です. このメイルは, まつもとさんとのchatのやり取りのログをそのまま送ったもので, もうやることが前提で話が始まっているので, これ以前に始まりの日はあるはずです. 当時, まつもとさんは浜松勤務, 私は東京勤務でした. さらに, このころは会社の仕事上のかかわり
まつもと氏「これまでたくさんのRubyのイベントがありましたが、私自身が開催しようと言ったことはありませんでした。ただ、Rubyの4分の1世紀はエポックメイキングなことだと思ったので、やってみたいねと言ってみたら、あれよあれよと立派なイベントになり、大変ありがたく思っています」 「ソフトウェアの誕生とはなんでしょう? ソフトウェアには物理的実体はない、概念上の存在です。じゃあ、Rubyはいつからあるのか? 私の中でRubyはいつ生まれたのかと考えると、おそらく、Rubyという概念が生まれたとき、それは名前が重要なので、Rubyという名前が生まれたときではないかと思います。 私は昔からプログラミング言語に関心があって、とうとうプログラミング言語を作ろうと考えたときに、会社の先輩とどんな名前にしようかと相談しました。名前というのは重要で、名前をつけた日こそがRubyの生まれた日ではないかと思い
The English version of this article is available here: medium.com 2/4(日)に、去年のRubyKaigiが終わった直後の新幹線で開発を始め10月に公開したJITコンパイラをRubyのtrunk (2.6.0-dev) にマージし、昨日TD Tech Talk 2018で以下のような内容の発表をしました。 speakerdeck.com まだそれほど速くできていないということもあり、私はTwitterでのみ共有して満足していたのですが、海外の方がいくつか記事を書いてくださいました。 Playing with ruby's new JIT: MJIT - John Hawthorn Ruby’s New JIT – Square Corner Blog – Medium とても丁寧に書かれているので、私の記事がわかりにくければ
2018年1月31日付けで6年間勤務した株式会社セールスフォース・ドットコムを退職しました。 私は、2012年1月に日本人として最初のHeroku所属社員*1として、日本におけるHerokuのエンタープライズ市場開拓をひとりではじめました。その後、たくさんのお客様、上司、同僚、パートナー企業の皆様のご協力のおかげで、一定の成果をあげることができたと思います。 個人的に最も感慨深かった出来事は、2015年にHerokuを東京リージョンで利用できるようにする「Heroku Private Spaces」の正式ローンチを達成したことです。今では日本の多くのお客様が、Herokuを東京データセンターでご利用いただいています。 たったひとりではじめたHerokuの日本チームも現在では営業、技術、サポートの役割別に人を採用しスケーラブルな組織に成長しました。 今後、私自身は、より自由な立場で大小様々な
こんにちは、みらくいたんです! 今回インタビューするのは、2017年9月に入社したフルタイムRuby※1コミッター※2の遠藤さんです! では、さっそくいってみましょう! ※1:Ruby:日本でうまれたプログラミング言語で、クックパッドはRubyを使って作られているサービス。 ※2:コミッター :システムに対して修正を加える権限がある者のこと。Rubyは世界に約100人のコミッターがおり、遠藤さんはそのうちの一人。 4歳でコードを書き、独学でRubyをマスター みらくいたん: ”フルタイムRubyコミッター”として入社した遠藤さんですが、これまでの経験を教えてください。 遠藤さん :最初にコードを書いたのは4歳のときなので、プログラミング歴は30年以上になります(笑)。小学生からゲームを作り始め、学生時代には計算機科学を専攻していました。 みらくいたん:子供の頃からプログラミングをしていた
こんにちは、技術部のフルタイム Ruby コミッタの遠藤(@mametter)です。メリークリスマス。 本日 Ruby 2.5.0 がリリース予定です。いろいろな改善が含まれています。クックパッドからの主な貢献としては、「trace 命令の削除による高速化」や「分岐・メソッドカバレッジの測定のサポート」などがあります。 ユーザから見える改善はいろいろと記事が出てくると思うので、この記事では、「抽象構文木のメモリ管理のリファクタリング」というあまりユーザから見えない改善を紹介してみます。 概要 Ruby のパーサは、NODE という内部的なオブジェクトで構成された抽象構文木を生成します。2.4 までの NODE は GC に管理される普通のオブジェクトでしたが、2.5 からは GC の外で管理するようになりました。これにより、3 つ嬉しいことがあります。 大きなコードのパースが速くなりました
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く