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岩手銀中ノ橋支店、業務移転へ 「赤れんが」最後の営業 最後の営業を終えた中ノ橋支店。行員たち(右側)が顧客を見送り、感謝の意を示した 岩手県盛岡市中心部の観光名所で、赤れんがの建物で知られる国の重要文化財(重文)「岩手銀行中ノ橋支店」が3日、建築から100年間続いた営業店としての役割を終えた。6日に支店機能を隣接地に移した後、約3年かけて文部科学省と共同で修復工事を施し、一般公開する予定。 3日は、閉店する午後3時前に菅野〓代表取締役専務や行員らが玄関付近に並び、来店客を見送った。閉店後の訓示で菅野専務は「赤れんがに感謝の気持ちを持ちながら、新店舗でも歴史に恥じないよう頑張ってほしい」と述べた。 最後に訪れた客の一人で、盛岡市の自営業桜井トキさん(73)は「営業店でなくなるのは残念。この建物には子どものころから親しんでおり、文化遺産としても盛岡の誇りだ」と話した。 支店は、東京駅丸の
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