青森県下北地方のご当地アイドル「まさかりGirls5」が、解散した。県のプロデュースで誕生したアイドルは、解散理由もお役所仕事らしく、国からの予算措置がなくなったため。メンバーは解散を惜しみつつ、新たな目標に向けて再出発を誓った。 3月24日の解散ライブは一般には非公開で、県むつ合同庁舎の大会議室で実施。県職員や家族ら約40人の前で、オリジナル曲「へったら下北~ハッピィな恋のゆくえ~」など4曲を熱唱した。 メンバーは2015年7月にオーディションで選ばれた下北在住ののんさん(18)、まいさん(16)、きゃんさん(14)、にっしーさん(14)の4人。芸能事務所で発声やダンスの指導を受け、同10月にデビューした。 誕生のきっかけは、東日本大震災に伴う国の復興支援事業の予算がついたため。物産品のブランド化や研究会などの費用と合わせた約2170万円の一部を活動費用に充て、下北地域のPRを担った。グ