大沼米沢店、8月に閉店 ギフトなど別店舗で継続 2019年04月05日 07:35 PR 東京の投資ファンドから経営権を取得した地元幹部社員らが再建中の百貨店・大沼(山形市、永瀬孝社長)は4日、売り上げ低迷で赤字が続く米沢市の米沢店を8月15日で閉店すると発表した。別店舗に移転し、ニーズの多いギフト商品などの取り扱いは続ける。現店舗の土地、建物は売却するとした。 永瀬社長が同日、米沢市内で記者会見し、明らかにした。米沢店は市中心部の平和通りに1970(昭和45)年に開店。地上6階建てで、売上高はピークの92年2月期に約60億円に上った。しかし、郊外の大型店の進出やインターネット通販の普及などにより、徐々に減少。今年2月期は約12億円まで落ち込み、赤字幅は年々拡大していた。 東京の投資ファンドに親会社が移った後の昨年4月、売り場を1~3階に集約し、1階の食品売り場を拡充したが、収益は改善しな