中国、尖閣の「歴史問題化」狙う=習副主席「日本は戦後秩序に挑戦」 中国、尖閣の「歴史問題化」狙う=習副主席「日本は戦後秩序に挑戦」 【北京時事】中国共産党・政府は、日本政府の沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に抗議する反日デモを禁止する一方で、強硬な対日キャンペーンを止めていない。その中でも目立つのが、日清戦争末期の1895年に尖閣諸島を奪い取られたとの主張で、「日本は世界の反ファシズム戦争勝利の成果を意図的に否定し、戦後国際秩序に挑戦している」(習近平国家副主席)と批判を続ける。尖閣問題を領土・主権問題だけでなく、歴史問題でもあると宣伝し、日本側に圧力をかけるとともに国内の反発を高める戦略だ。 「日本軍国主義は中華民族に深刻な災難を与えただけでなく、米国を含めたアジア太平洋国家に巨大な傷をつくった」。習副主席が19日、訪中したパネッタ米国防長官に対して81年前の満州事変に触れ、「