フランス・アルペン地方の城で、床板の裏に大工が書き綴っていた秘密の日記が見つかった。19世紀後半のフランスで、村の住民がどのように暮らしていたかを知る貴重な資料だという。BBCパリ特派員のヒュー・スコフィールド記者が解説する。
執筆者 瀬古 博子 消費生活アドバイザー。食品安全委員会事務局勤務を経て、現在フーコム・アドバイザリーボードの一員。 今月の質問箱 瀬古 博子 2018年7月20日 金曜日 キーワード:食中毒 ●2017年の食中毒事件、最多の病因物質は? 毎年1,000件以上、報告されている食中毒事件。その原因となるものは、何が多いのでしょう。 2015年、16年と、原因のワースト1位は、ノロウイルスでした。2017年、ノロウイルスを抜いて、1位に躍り出たのがカンピロバクター・ジェジュニ/コリ。カンピロバクターは、この数年、毎年300件以上の食中毒事件を起こしています。 ●原因食品の多くは、生または加熱不十分な鶏肉 カンピロバクター食中毒は、大半が飲食店で起こっています。原因食品で多いものが、焼き鳥、鶏レバー串焼きなど鶏肉・鶏内臓料理。鶏刺し、鶏肉のカルパッチョなど、生食と思われる料理も目立ちます。 厚生
7月19日、エジプトで発見された古代の巨大石棺について、考古学者らはアレキサンダー大王の遺体が入っているのではないかと期待に沸いたが、出てきたのは3人家族のミイラとみられている(2018年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany) [アレキサンドリア(エジプト) 19日 ロイター] - エジプトで発見された古代の巨大石棺について、考古学者らはアレキサンダー大王の遺体が入っているのではないかと期待に沸いたが、出てきたのは3人家族のミイラとみられている。 黒御影石の石棺はおよそ2000年前のものとみられ、アレキサンドリアでアパート建設中に発掘された。 石棺の重さが30トンと、アレキサンドリアで発見されたものとしては最大級だったことから、内外のメディアは紀元前331年にこの都市を建設したアレキサンダー大王の棺の可能性があると報じていた。大王は紀元前323年にバビロンで死去し、埋葬場所
8月開幕のジャカルタ・アジア大会に出場する水球女子日本代表が、横浜市内で行っていた強化合宿を予定の日程を終えずに打ち切った問題で、日本水泳連盟が20日、同連盟の水球委員会に対し、事実関係の調査を命じたことが分かった。水連関係者は合宿打ち切りが事実と認めた上で、「連盟としてもきちんと事実関係を確認し、水球委員会に報告書を提出させる」とした。 女子代表の合宿は16日から21日まで行われるスケジュールだったが、予定を2日前倒しする形で“解散”していた。連日の厳しい練習に加え、水球男子の日本代表監督である大本洋嗣氏(51)が18日にSNS上で女子代表選手のプレーを批判し、選手たちがショックを受けたことが、最も大きな原因となっていた。
東京五輪を控える水球界が前代未聞の事態に直面した。8月開幕のジャカルタ・アジア大会に出場する水球女子日本代表が横浜市内で行っていた強化合宿が19日、予定の日程を終えずに打ち切ったことが分かった。猛暑の中で連日過酷な練習を行った上、水球男子の日本代表監督である大本洋嗣氏(51)が18日にSNS上で女子代表選手を厳しく批判。選手たちの動揺が大きく、合宿の継続が困難になったという。本番への強化に重要となるア大会を一部選手が辞退する可能性もあり、波紋は広がりそうだ。 水球女子はアジア大会を控え、16日から横浜市内で強化合宿をスタート。本来ならば21日が最終日の予定だったが、2日間繰り上げ、急きょ19日で打ち切られた。ある関係者は「選手は肉体的な疲労もあり、それ以上に精神的にダメージを受けている」ことが原因とした。 水連関係者によると、心身を追い込んだ要因の一つが、スパルタ式の練習だった。13人から
ウナギの危機が叫ばれて久しい。国内のウナギ漁獲量は激減し、国内消費量もピーク時の3分の1まで低下している。今年の1月には、養殖ウナギに用いられるウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁獲量が前年比99%減という衝撃的なニュースも流れた。にもかかわらず、「美味しいウナギ」を求める声は止まない。 ウナギはこのまま絶滅してしまうのか。絶滅を避けるためには、どのような手段が有効なのか。日本でもっともウナギが消費される「土用の丑の日」に合わせて、『ウナギの保全生態学』の著書があり、ウナギの生態研究を行っている中央大学法学部准教授の海部健三氏に聞いた。 ◆ ◆ ◆ このままシラスウナギが来ない状況が続けば…… ―― 2014年にニホンウナギが絶滅危惧種に指定され、消費者にとっても「うな重」の値段が上がって、「ウナギの危機」は話題になっていましたが、前年比1%という数字はあまりに衝撃的でした。専門家としては、最
社会部の後輩が24都府県に聞いてまとめた力作。ウナギ漁獲の4割(怪しい輸入まで含めると7割近く)が「出所不明」で密漁、未報告の疑い濃厚。明日の丑の日に日本人の胃袋に収まる大量のウナギの7割が「ブラックウナギ」だということになる。い… https://t.co/6uC494jNVE
わざわざ辛いものを食べる哺乳類は知られている限り、人以外ではツパイだけだという。唐辛子を食べまくる映像は30秒前後から。(字幕は英語です) あなたは中国のツパイと同じくらいトウガラシを食べられるだろうか? おそらく無理だろうが、最新の研究によれば、知られている限り、わざわざ辛いものを食べる哺乳類は人間とツパイだけだという。 中国の研究チームは、中国南東部の熱帯雨林に暮らすツパイにおいて、トウガラシの辛み成分であるカプサイシンの感受性が低くなっていることを発見し、7月17日付けの学術誌「PLOS Biology」で発表した。 論文によれば、ツパイでは感覚神経にある「TRPV1(トリップ・ブイワン)」というカプサイシンの受容体が変異していた。TRPV1は哺乳類の舌や喉にあり、酸や熱、カプサイシンを感知すると、痛みとして脳に警告を発する。(参考記事:「トウガラシが辛いのは菌類を撃退するためだった
西日本豪雨、激甚災害指定へ=安倍首相「見込み」公表 2018年07月15日10時02分 西日本豪雨の非常災害対策本部会議で発言する安倍晋三首相(左から3人目)=15日午前、首相官邸 政府は西日本豪雨について、被災した地方自治体の復旧事業に対する補助率を引き上げる激甚災害に指定する方針を固めた。安倍晋三首相が15日午前の非常災害対策本部会議で「指定する見込みとなった」と明らかにした。政府は被害の全容把握に努め、閣議決定を急ぐ。 政府が昨年12月に激甚災害制度の運用を改善した後、初めての指定となる。従来は指定まで数カ月かかることもあったが、調査着手から最速1週間程度で「指定見込み」を公表できるようにした。円滑な復旧・復興を後押しし、住民生活を早期に再建する狙いがある。 首相官邸で開かれた会議で、首相は「被災自治体が財政的に心配することなく、安心して災害復旧に迅速に取り組み、被災者の皆さんが一日
2012年12月の第二次安倍政権発足以降、日本の防衛費は右肩上がりで伸びている。これまで「GDPの1%以内」が暗黙の縛りとなってきたが、次期中期防衛力整備計画でどのような方針が出されるのか注目したい。 日本の2018年度防衛関係費(米軍再編関連費用を含む)は5兆1911億円で過去最高額を更新した。2012年末の第二次安倍晋三政権発足以降、防衛予算は右肩上がりに上昇しているが、今のところ、「防衛費は国内総生産(GDP)の1%以内」という暗黙の縛りの中で推移している。 「1%枠」は1976年三木武夫内閣が、軍事大国化の歯止めとして閣議決定(当時は国民総生産=GNP)したものだ。87年の中曽根康弘内閣が1%枠を撤廃したものの、その後も、予算編成においては「1%」が強く意識されてきたことがグラフから読み取れる。 安倍首相は2017年3月の参院予算委員会で、「アジア太平洋地域の安全保障環境を勘案し、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く