中国科学院生物物理研究所の実験室で、他の研究員とアフリカ豚コレラウイルス粒子の微細な3次元構造について意見を交わす饒子和院士(右端)、歩志高研究員(手前中央)、王祥喜研究員(左端、2019年10月18日撮影)。(c)Xinhua News 【11月14日 Xinhua News】中国の科学者がこのほど、中国国内のアフリカ豚コレラウイルスの流行株の分離に成功し、同ウイルス粒子の3次元構造を初めて分析。アフリカ豚コレラの新型ワクチンを開発するための基礎を築いた。研究結果は10月18日、国際的学術誌「サイエンス(Science)」の電子版に掲載された。 中国科学院生物物理研究所の饒子和(Rao Zihe)氏、王祥喜(Wang Xiangxi)氏のチームとハルビン獣医研究所の歩志高(Bu Zhigao)氏のチームはこの1年間、上海科技大学(ShanghaiTech University)など国内多