8月は、突発的に激しい雨や雷雨となる「ゲリラ豪雨」のシーズンでもあります。 新型コロナウイルス感染予防のために、列車の窓を開けて換気していますが、突然の強い雨に襲われたらどうするのでしょうか。列車の窓は開けたままなのか、それとも閉じられるのか、鉄道各社に尋ねてみました。 電車・気動車・客車を合わせて計約7000両、全国最多の旅客用車両を運行するJR東日本では、「通常は換気効果を高めるため、窓を5~10cm開けて走行しています。雨の日は、雨滴が車内に入り込まない程度にその幅を狭めています。急な強い雨が降ってきた時などは適宜、車内アナウンスでお客様に窓閉めをお願いしています」(JR東日本広報部)とのことです。 「5~10cm開けて走行することで、車内の空気は6~8分程度で入れ替わります。それに加えて今年の夏は、空調装置で常時外気を取り入れる制御を行い、これによって車内の空気は5~7分程度で入れ