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ブックマーク / www.cinra.net (4)

  • 劇場版『SHIROBAKO』公開。苦境を生き抜く「私(たち)」の物語 | CINRA

    SNSでバズらせる、著名人をキャストやPRに配してメジャーなメディアに取り上げてもらうなど、作品をヒットさせるための方策は無数に考えつく(それが功を奏するかは別)としても、結局のところ、その作品が観客にとって「私(たち)の物語」として感じられるか否かが、成否の分かれ目だ。昨年、世界規模でヒットした『ジョーカー』や『パラサイト 半地下の家族』が、どちらも現実社会の貧富の格差や不自由の過酷さに紐づくことで「私(たち)」の物語となりえたのは皮肉な成功と言えるかもしれないが、しかしそのような同時代を生きる人々との結びつきが芸術には不可欠である。その意味で、筆者には忘れられないテレビアニメがある。アニメーション業界の製作現場を舞台にした『SHIROBAKO』だ。 ©2020 劇場版「SHIROBAKO」製作委員会 東京・武蔵境駅近辺にある架空のアニメスタジオ「武蔵野アニメーション」に勤める宮森あおい

    劇場版『SHIROBAKO』公開。苦境を生き抜く「私(たち)」の物語 | CINRA
    ZeroFour
    ZeroFour 2020/03/04
    どれだけ業務にこなれても想定外のことは起こるもの。どれだけ経験を積もうともそれだけで回らないことも。我を通せば角が立ち、引っ込み気味でも難癖が付く。折り合いなんて綺麗な落着ばかりじゃないが、それでも。
  • 「反抑圧」を掲げる上坂すみれによる、マジメな下ネタ談義 | CINRA

    そもそも「下ネタ」って何だろう。稿に取りかかる際にふとそんなことを思い立ったのが間違いだった。何の気なしにインターネットで「下ネタ」と検索をかけてみると、次々に出てくる、とんでもなく低俗で卑猥な言葉の数々。ブラウザに表示されたその一つひとつに目を通しては、そのくだらなさに笑い、私は下ネタの定義を確認するまでもなく、改めて実感する。我々の生きる世界は、こんなにもしょうもない下ネタで溢れているのだな、と。 テレビアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(以下『下セカ』)の舞台は、そんな性的な言葉が禁じられた時代なのだという。そしてそのエンディングテーマとなるのが、上坂すみれの新曲“Inner Urge”だ。このタイトル、直訳すると「内側から湧き出る強い衝動」といったところだろうか。その「衝動」が一体何を意味するのかは、もはやここで確認するまでもないだろう。1980年代のエレポップを思

    「反抑圧」を掲げる上坂すみれによる、マジメな下ネタ談義 | CINRA
    ZeroFour
    ZeroFour 2015/07/17
    穏やかな心と知性を持ちながら激しい探究心と感性によって文化的・時代的ズレへと目覚め最低野郎に惚れ込んだ伝説の戦士。
  • BOOM BOOM SATELLITES、残酷な運命から希望を描いた傑作 | CINRA

    運命とは、ときにとても残酷だ。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」なんて言葉は、残酷な運命と対峙しなければならない人生の場面においては、単なる綺麗事でしかなくなってしまう。しかし、絶望に突き落とされたときにこそ、不貞腐されたり、エゴイスティックに生きたりするのではなく、「人のために生きたい」と思えたのであれば、その瞬間、人間は誰かの心を気で救える偉大なパワーを発揮できるのではないだろうか。 BOOM BOOM SATELLITESは、これまで実に希有な人生を歩んできた。そしてその都度、自分たちの人生音楽にリアルに反映させながら、ときに攻撃的に、ときに優しく包み込むようなサウンド、ビート、そして歌で、私たちに多彩な情感を湧き起こさせてくれた。川島(Vo,Gt)に初めて脳腫瘍が発見されたのは1997年、デビューを果たした年である。その2年後、同じ症状を再び患い2度目の手術を受ける。そし

    BOOM BOOM SATELLITES、残酷な運命から希望を描いた傑作 | CINRA
  • なぜアニソンは愛される? fhánaに訊く現代アニソン事情 | CINRA

    今年の夏は『アニサマ』や『ランティス祭り』といった大型イベントに出演を果たし、アニソンファンを中心に、さらにその知名度を広げたfhána。5枚目のシングル『星屑のインターリュード』は、テレビアニメ『天体のメソッド』のエンディングテーマで、彼らにとってはデビュー作の『ケセラセラ』以来、5作連続のアニメ主題歌となる。そこで、今回のインタビューでは、シングルについて訊くことはもちろん、彼らが現代におけるアニソン文化をどのように見ているのかをテーマに、取材を行うことにした。「アニソン」が歌謡曲やJ-POPとは切り離された、独自のジャンルだった時代から、タイアップ全盛の1990年代を経て、インターネット時代を迎えた今、アニメとアニソン、そしてそれを歌うアーティストとの関係は、これまでになく濃密なものとなっていることは間違いない。そして、それは受け手の価値観の多様化が叫ばれる時代の中で、どんな意味を持

    なぜアニソンは愛される? fhánaに訊く現代アニソン事情 | CINRA
    ZeroFour
    ZeroFour 2014/11/14
    作り手側も聞き手側も、いろいろな入り方・触れ方ができるようになってきた。一方で消費速度の上がる昨今。良いものは憶えられ続けるだろうし、好きであり続けられるだろうけども…5年先のアニソンやいかに。
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