グーグルマップに患者情報流出 名古屋市の病院、誤操作2008年11月5日10時36分印刷ソーシャルブックマーク 名古屋市天白区の医療法人「並木病院」の患者ら約80人の個人情報が、インターネットの地図情報サービス「グーグルマップ」で今年8月ごろから閲覧できる状態になっていたことがわかった。病院は情報をすでに削除し、該当者に謝罪した。 並木病院によると、閲覧できたのは、人工透析の治療を受ける患者と、併設する介護老人保健施設のデイケアサービス利用者の計約80人分の氏名と住所、電話番号など。グーグルマップの機能を利用し、患者らの送迎ルートを決めていたが、個人情報が不特定多数に閲覧可能な初期設定のまま使用していた。 病院の担当者は「地図を作製をする際などにはパスワードが必要なため、秘密は保たれていると思っていた」と話している。 アサヒ・コムトップへニューストップへ