仙台管区気象台は18日午後、仙台市宮城野区の敷地内にある標本木のサクラ(ソメイヨシノ)が開花した、と発表した。昨年より6日、平年より7日遅い開花となった。 同気象台によると、開花時期が平年より遅れたのは、昨年12月〜今年3月の平均気温が平年より低く、厳しい寒さが続いたことに加え、開花直前の4月上旬になっても気温がほとんど上がらなかったことが原因という。 この日の仙台市内の最高気温は、平年より1度高い16・4度で、日差しも暖かく、春らしい陽気となった。同気象台によると、市内のサクラは3〜5日以内に満開となる見通しで、今週末には見ごろを迎える。【近藤綾加】