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2010年10月10日のブックマーク (1件)

  • 『主婦之友』的特攻生活 - 虚構の皇国

    いよいよ空襲も始まり、配給物資も逼迫してきた昭和19年頃を境にして、雑誌「主婦之友」は、さまざまな決戦的銃後生活スタイルをしつこくご提案し続けた。特集タイトルをならべるだけで「大東亜戦争」の戦況がうかがえるほどの時局密着ぶりだ。 必勝の防空生活(昭和19年3月号) 戦う育児生活(同年8月号) 敵前生活(同年10月号) 突撃生活(同年11月号) 滅敵生活(同年12月号) 勝利の体当り生活(昭和20年1月号) 勝利の頑張り生活(同年3月号) 一億特攻の生活(同年4月号) 勝利の特攻生活(同年7月号) だんだんと自滅へと向かう青筋の立てかたに、思わず右肩上がりの折れ線グラフを書きたくなってしまうほどだ。個々のタイトルは、人口に膾炙した時局用語に「生活」をくっつけただけのシロモノで、それじしんまったく意味不明なコトバではあるが、無内容な雰囲気を扇動する言霊技術として見れば、まさに「神」の領域に達し

    『主婦之友』的特攻生活 - 虚構の皇国
    a-park
    a-park 2010/10/10
    「戦争に負けかけている国では婦人雑誌の料理特集記事がだんだん酷くなっていく」という以前に聞いた話を思い出した  余裕がなくなってくるとおよそ料理とは言えないようなモノが掲載されるようになるらしい