米国の大手マンガ出版社VIZメディアは、北米のマンガファンに向けたオンラインマガジン「IKKI」を5月21日オープンした。このIKKIは、日本では小学館が発行する月刊マンガ誌IKKIのオンライン英語版である。 オープンと同時に五十嵐大介さんの『海獣の子供』の連載を開始したほか、五十嵐さんのインタビューも掲載している。連載は今後毎月更新され、いずれも無料で閲覧出来る。 サイトでは今後も掲載を予定している作品として、鬼頭莫宏さんの『ぼくらの』、オノ ナツメさんの『さらい屋5葉』、林田球さん『ドロヘドロ』、青野春秋さん『俺はまだ本気をだしていないだけ』を挙げている。作品の拡大だけでなく、クリエイターコーナーや特集記事も充実させていく方針だ。 無料での配信は、VIZメディアが今後発売する単行本の宣伝、プロモーションも兼ねている。VIZメディアは『海獣の子供』のオンライン掲載終了後に、自社の「V
2月24日の日本経済新聞は、国内玩具大手のタカラトミーが米国のコミックス出版大手のマーベル・エンタテインメントと提携すると報じている。日経新聞によればタカラトミーは、子会社タカラトミーアーツを通じて、ライセンス契約を結ぶ。スパイダーマンやアイアンマンなどのキャラクター玩具や衣料品を販売する。 現在、タカラトミーは、海外からディズニーキャラクターやトランスフォーマーなど有力キャラクターブランドのライセンスを獲得し商品展開を行なっている。これにマーベルのキャラクターが加われば、同社のキャラクターブランドのラインナップはさらに強化される。 また報道によれば、タカラトミーはこれに加えて、同社傘下のアニメ製作会社竜の子プロダクションを通じて、竜の子プロダクションが権利を保有する作品のキャラクターとマーベル・コミックスに登場するキャラクターの双方が登場する新作アニメを製作するとしている。 この新作
2月13日の日本経済新聞の報道によれば、アニメ製作やオンラインゲームのGDHは、アニメ部門ゴンゾの大幅なリストラに着手する。現在130名のクリエイターと契約を行なっているがこれを5年以内に1/4の30人体制とするとしている。そのうえでDVD部門の不振で現在赤字に陥っているアニメ部門を5年以内に黒字化すると伝える。 GDHは昨年12月に、従業員のおよそ2割にあたる50名程度の希望退職者を募集し、36名の応募があった。しかし、日本経済新聞の報道どおりであれば、さらなるリストラでアニメ部門の事業活動を大幅に縮小することになる。 GDHはこれまでも制作事業部門の縮小や他社への一部譲渡などを行なうとしてきた。しかし、制作スタッフを30人規模まで縮小すれば、同社のアニメ制作はほとんど自社で行なわれないことになる。 アニメ制作大手とされてきたゴンゾの事業体制は大きく変更されることになる。GDHは事業
国内大手のゲーム会社スクウェア・エニックスは英国現地法人のSQEX LTD.を通じて、同地の有力ゲーム会社Eidos.plcを買収することを発表した。買収価格は1株あたり32ペンス、発行済み株式全株でおよそ110億円となる。スクウェア・エニックスは全額を、現金にて支払う。 今回の買収提案は友好的買収で、Eidos 株主の過半数が承認し、かつ承認株主の保有する株式が75%を超えることで成立する。スクウェア・エニックスは現経営陣から買収提案の賛同を得ているだけでなく、既に発行済株式の13%の株主から賛同を受けているほか、株式の20%を保有するワーナー・ブラザーズ・エンタテインメントからも賛成の確約を得ているとしている。 Eidosは、1990年に設立された英国のインタラクティブ・ゲーム会社で、『トゥームレイダー』、『ヒットマン』、『デウスエクス』などの人気作品を保有している。また、英国だけで
日本アニメで世界的に人気の高い『クレヨンしんちゃん』が、今後インドで放映できなくなる可能性が高くなった。インドの有数のネットメディアmerinewsは、インドの情報放送省(The information and broadcasting ministry)が『クレヨンしんちゃん』の内容が子供に悪影響を与えると考え、今後インド国内の『クレヨンしんちゃん』の放映を禁止する方向であると伝えている。 merinewsによれば、『クレヨンしんちゃん』のヒンズー語版は、2006年にインド国内で展開を始めた。テレビ放映はインドの子供番組専門チャネルHungamaで放映されており、2008年初頭の視聴率は50%から60%に達していたという。 Hungamaはインド有数の子供番組チャンネルで、日本のアニメを多数放映していることで知られている。2004年にディズニー系の資本参加を受けている。 Hungam
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く