東北楽天イーグルスの日本シリーズ優勝とともに始まった「楽天市場」の大型割引セールにおいて、一部出店者が元値を通常より高く表示して割引率を高く見せる不当表示していた問題。楽天は11月11日、都内で記者会見を開き、同社三木谷浩史会長兼社長が謝罪し、今後の対応策を打ち出した。だが、会見後の囲み取材では記者の質問が殺到。7日の決算会見時における説明との食い違いを問い詰めるメディアが押しかけ、対応に追われた。楽天市場を統括する高橋理人・常務執行役員が独占インタビューに答えた。 迅速に調査結果を公表したはずの記者会見が、逆に荒れてしまったが。 高橋氏: うまく理解していただけなかった部分がある。まず、インターネット上で取沙汰され、不当表示を疑われたケースは5件あった。我々はこれらの店舗の調査もしたし、正規のセールに参加していない店舗の二重価格もシステム的に調査した。そこでセール時に価格に変化があった店
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