section要素は、一般的なセクションを表します。この要素はセクショニング・コンテンツに属する要素です。そのため、アウトライン・アルゴリズムにおけるセクションを形成します。必ず、章や節といった単位で使わなければいけません。また、章や節を表すわけですから、この要素の中には、h1~h6要素を使って見出しを入れましょう。 スタイルのためだけに、この要素を使ってはいけません。その場合は、div要素を使ってください。 セクショニング・コンテンツ要素は他にもいくつかあります。もし、該当のセクションが、他のセクショニング・コンテンツ要素の方がふさわしい場合は、それを使うようにしてください。ナビゲーションならnav要素を、補足記事やサイドバーであればaside要素を、シンジケーションにふさわしい記事であればarticle要素を使います。 ここでは、section要素の典型的な使い方を見ていきましょう。