読み終わってみると、謎を解く鍵は始めからあったんだと気づく(笑) 彼女(ヴァイダ・ウィンター)の名前と魔法の数字...でも、分からなかった。 気にはなっていたんだけれども、物語を読んでいくうちにそんなこと、もうどうでもよくなってしまった。エンジェルフィールド家の物語にどっぷり浸かっていました(笑) 気になったあとがき↓ 「言葉の重なりを物語に変えていくときのあなたは、目の前に並んでいる文字に、あなたの経験、歩んできた人生、あなたという人間そのものを養分として注ぎこんでいるのです。そうやって物語と読者が渾然と溶け合うことによって、物語をつくるという、ほかに類のない共同作業が生まれます(中略)海賊になって文字を追いましょう。その瞬間から、物語はあなたのものになるのです」