タグ

書評に関するa2psのブックマーク (3)

  • 『みんなちがって、みんなダメ』(中田考・著)がヤバいぐらい面白い : やまもといちろう 公式ブログ

    ムスリム名がハサンとして知られる知識人・中田考さんの痛快。 通り一遍で流し読めば、イスラーム通の資主義批判のようにも感じられますが、いや、このは面白いですよ。まずは第一章だけでも読んでください。 Amazonはこちら 楽天ブックスはこちら まず、冒頭に私たちはなぜバカであるかが解説されています。論旨明快。ああ、確かに私はバカです。当に申し訳ございません。また、私たちの身の回りに、どうしてこうも自己啓発の類が多いのか、自己憐憫のような「あなたはそのままでいい」「頑張れば夢は叶う」という無責任な言説があふれる英るのかが解説されています。”所詮ミミズはどんなに頑張ったってヘビにはなれないんだから、カエルに挑もうなどと途方もないことを考えず、お前はミミズにすぎないという自覚を持て”とか言われます。あっ、はい。強烈なアンチテーゼなのですが、つまりは世の中には「分を弁えないバカ」が多いからこ

    『みんなちがって、みんなダメ』(中田考・著)がヤバいぐらい面白い : やまもといちろう 公式ブログ
  • 物語を書くということ、それを仕事にするということ~「小説の神様」(相沢沙呼) - orangestarの雑記

    06/22日の日記でも一度書いたのだけれども、小説の神様 (講談社タイガ)のちゃんとした感想です。ちょっと長めだよ。漫画も結構描いたので、それだけでも見て行ってね。 レビューや感想を書く意味 ところで、作品のレビューって書くときいつも悩む。学術書とか評論とか教養だったら、その中で書かれていることの主軸のテーマを要約してわかりやすく書いて、それに対する自分の考え方を書けばいいのだけれども(イラストでわかる『銃・病原菌・鉄』 - orangestarの雑記みたいな)、小説の場合、どうしてもお話の要約がネタバレになってしまうことも多いし、それによって、無垢な気持ちで作品に触れてもらえなくなるというのはもったいない。 けだし、レビューや感想を書いて、サイトにあげる、ということの目的は、“面白かったからぜひ読んでほしい”ということなの。ただし、その面白かったところ、面白い部分をどうやって伝えよう

    物語を書くということ、それを仕事にするということ~「小説の神様」(相沢沙呼) - orangestarの雑記
  • [書評]若者は本当にお金がないのか?統計データが語る意外な真実(久我尚子): 極東ブログ

    表題通りの疑問を持っていたので、『若者は当にお金がないのか?統計データが語る意外な真実』(久我尚子)(参照)を読んでみた。結論は、明快だった。 統計データを見ると、今の若者は一概にお金がないとは言えない。一人暮らしの若者の所得はバブル期より増えている。若者を哀れんでいる現在の中高年の所得よりも多い。 ほほぉ、という感じである。 これを統計で裏付けられて言われちゃうと、くさす人も人もいるだろうなと、今思って、アマゾンを覗いて見たら、案の定、酷評が目立った。 こういう場合、実際にアマゾンで買った人の評に絞って見るほうがよいので、それに絞ると星5と星2のみ。その星2の評を読むと「国の報告書の分析を無批判に受け入れる姿勢も気になる」とあるのが微笑ましい。星5の評はしかし特に言及はない。それでも、総じて見れば、問題提起のあるよいと言えるのではないかと思う。というか、私も読後、これは良書だなという

    [書評]若者は本当にお金がないのか?統計データが語る意外な真実(久我尚子): 極東ブログ
  • 1