飛鳥地域でこれまで知られていない巨大な古墳の一部の可能性がある掘割(7世紀半ば)が見つかった奈良県明日香村の小山田(こやまだ)遺跡で18日、現地説明会があった。被葬者像に舒明(じょめい)天皇や大豪族・蘇我蝦夷(そがのえみし)ら歴史上著名な権力者の名前が挙がる中、約8千人の古代史ファンらが列を作った。 県立橿原考古学研究所の調査で、約48メートルにわたって石材を張ったり板石を積み上げたりした掘割が確認され、研究所は一辺50~80メートル程度の方形の古墳があった可能性が高いとみている。 説明会は午前10時の開始を1時間以上早めてスタート。見学者は担当者の説明を聞いた後、斜面に丁寧に張られた石張りや積み上げられた板石を熱心に見学した。兵庫県西宮市の大学3年、杉原早紀さん(22)は「飛鳥時代の実物が残っていることに感動した。将来、一部でも公開する形で残して欲しい」と話した。(塚本和人)
昨年、日本を最も沸かせたスポーツ選手といえば、テニスの全米オープン男子シングルスで日本人初の準優勝に輝いた錦織圭選手(25)だろう。出身地の松江市、島根県もその活躍に沸いた。島根県は日本の中でも「目立たない」と言われ続け、コーヒーの「スタバ」や高級チョコ「ゴディバ」の都道府県別の店舗進出で隣の鳥取県と最下位争いを繰り広げた“実績”も。それだけに、世界に注目される錦織選手の活躍で「存在感が増せば」と期待する声は大きく、錦織ブームに“便乗”した観光振興などの動きも出ている。(坂田弘幸) 海外メディアも取り上げた地元の熱狂 「頑張れ、錦織選手」 昨年9月の全米オープン。錦織選手の試合があるときは松江市などでパブリックビューイングが行われ、多くの人が会場に詰めかけ声援を送った。盛り上がる地元の様子は海外を含むメディアも取り上げ、結果的に「松江市」「島根県」は錦織選手の出身地として大いにアピールする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く