【1996/05/05 坪野鉱泉女性失踪事件】 【読売新聞 北陸支社版 1997年5月4日 17面 富山よみうり】 廃墟に向かった二人失踪 魚津 少女不明から1年(上) 氷見の19歳、「肝試しに」のメッセージ残し 県警 事件、事故の両面捜査 昨年五月五日、「肝試しに行く」と乗用車で家を出た氷見市内の十九歳(当時)の 女性二人が、忽然と姿を消した。 二人は同日深夜、ポケットベルで、「魚津市にいる」といううメッセージを友人に 送った後、連絡が途絶えた。 魚津市の山中には、「肝試しの場所」として週刊誌ても取り上げられ、暴走族らの たまり場となっている廃墟と化した元温泉旅館跡があり、 二人はそこに向かっだ可能性が強い。 行方不明となってから、きょう四日で一年が経過する。県警と氷見、魚津署は、 転落など交通事故、さらに事件の両面から捜査してきたが、今のところ手掛かりはない。 【足取り】 行万不明にな