放送アーカイブ 放送内容 オーストラリア北部、日本の四国とほぼ同じ面積を持つのがカカドゥ国立公園だ。南側には岩山があるが、北側に広がる平原は雨季には大湿地となる。雨季の間は大地が水浸しとなり、足を踏み入れることさえ難しい。今回は雨季が終わり、乾季の始まった時期に撮影を行った。またカカドゥは文化的価値が認められた複合遺産。先住民アボリジニが描いた「岩壁画」が残されているからである。それは今も彼らの伝統として代々伝えられている。 岩山から海へ200km! カカドゥ国立公園は南北200km、南の岩山から北の端の海へと向かう。赤い砂岩の岩山からは川が流れ、大平原を蛇行している。川を下ると海沿いは一面の干潟となり、マングローブ林が広がっている。カカドゥの自然は多様な表情を見せるのである。
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