IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)オープンソフトウェア・センターが中心となって原案作成を進めてきたWebサービスの相互運用性に関するJIS規格(JIS X 7361、JIS X 7362、JIS X 7363)が、2010年7月20日に公示されました。 これらのJIS規格を活用することにより、相互運用性の高いWebサービスを構築することが可能になります。 政府の電子計算機利用高度化計画1でも示されたように、情報処理システムを部門間の壁、組織間の壁を越えて連携させることにより効率的なIT利活用を図ることは極めて重要となっています。 ネットワークを経由して複数の情報処理システムを接続し、連携させるための技術として、SOAP2、WSDL3、UDDI4などの一連の技術が「Webサービス技術」として開発され、標準化されてきました。しかし、実際のシステムの相互運用性を確たるもの