スミセイ情報システムは、NECと金融機関向けクラウドサービス事業で協業する。協業の第一弾は、住友生命への資産運用システムの提供となる。 スミセイ情報システムは金融機関向けクラウドサービス事業でNECと協業する。取り組みの第一弾として、住友生命に対し2011年9月から、資産運用システムをクラウドサービスとして提供する。7月23日、NECが公表した。 同サービスは、スミセイ情報システムが住友生命の資産運用システムで行ってきた開発/運用/管理の経験および金融業界で培ったノウハウと、NECのデータセンターやクラウドサービス関連の技術と実績の融合により、実現するという。住友生命は資産運用システムのクラウド化により、同システムのTCOを5年間で約40%削減できると見込む。 サービスを提供するNECのデータセンターは、免震・耐震構造や複数センター間でのバックアップ体制など、ユーザー企業の事業継続性確立に
NECは2010年4月28日、2010年3月期(連結)の業績予想を修正した。売上高と営業利益を下方修正。売上高は前回予想の3兆6600億円から3兆5800億円へ、営業利益は600億円から510億円へ変更した。いずれも、通信業向けのシステム構築などの「ネットワークシステム事業」の不振が響いた。 一方、経常利益と当期純利益は上方修正した。経常利益は前回予想の400億円から490億円へ、当期純利益は100億円から110億円へ変更した。係争案件向けの損失見込み額を見直したことなどが修正の主な理由である。
日本電気株式会社(以下、NEC)は4月21日、クラウド時代の総合セキュリティソリューション「SecureSociety」を発表した。具体的な2種類のソリューションをラインアップするとともに、専任組織も新設して拡販に努める。 SecureSocietyは、セキュリティに関するシステムの要件定義、開発、構築までトータルに支援するソリューション。NECグループ約14万人規模の社内システムの構築・運用経験を基に体系化したもので、「統合管理」「PC管理」「サーバー管理」「ネットワークセキュリティ」の領域ごとに最適なソリューションを整備する。ユーザーはこれらを適切に組み合わせることで、PC、サーバー、FAX、コピー機、各種ネットワーク機器における情報の出入り口を押さえた総合的なセキュリティ対策が実現できるという。 今回は企業がクラウドサービスを安全に利用するための2つのサービス、「統合ID管理システム
NECは、このたびクラウドコンピューティング時代に企業が取り組むべきセキュリティの課題を解決する総合セキュリティソリューション「SecureSociety(セキュア・ソサイティー)シリーズ」を製品化し、本日より販売活動を開始いたしました。 当シリーズは、NECグループ約14万人規模の社内システムの構築や運用経験を基に体系化したものであり、IT領域だけでなく、ネットワーク領域、および入退場管理などフィジカル領域まで企業全体のセキュリティを統合的に管理します。 あわせて、拡販体制についても、NECグループ内のセキュリティに関する販売支援要員計50名からなる専任部門を新設し、お客様のニーズに的確に対応した提案をワンストップで提供いたします。 NECは、当シリーズはセキュリティ運用管理に課題を持つ官公庁、大手・中堅企業、データセンター事業者などを主なターゲットとして拡販し、今後3年間で600億円の
日本電気株式会社(NEC)は9月10日、処理性能と省電力性を向上したバックアップストレージ「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」の新製品を発表した。ラックモデル「iStorage HS8-20R」、およびラックレスモデル「iStorage HS8-20S」の2製品を投入。同日より販売を開始する。 iStorage HS8-20Rでは、内蔵プロセッサの強化と内部処理の最適化により、処理性能を従来機比で最大3倍に向上。また、データの重複排除や分散配置を行うアクセラレータノードと、ストレージノードをメッシュ状に連結する独自のグリッド技術により、システム無停止での性能向上・容量拡張を可能としている。 さらに、ストレージノードあたりのHDD搭載台数を従来機比2倍に増加。高密度実装技術により、同等のHDD容量で従来機比最大4分の1の省スペース化を実現。併せて従来機より消費電力を約60
サーバーやストレージなど,ハードウエアの省電力化が進んでいる。消費電力を削減することにより,発電の際に排出される地球温暖化ガスの1つである二酸化炭素(CO2)の量を削減できる。これまでは性能や機能を重視して製品を選択していたユーザーも,消費電力が小さい製品に目を向け始めている。「サーバー製品を選択する際,消費電力に関する情報を求めるユーザーが増えてきた」(サン・マイクロシステムズ システムズ・ビジネス統括本部の関根俊夫本部長),「消費電力が小さいことは決め手にはならないが,同じ性能なら省電力なものを選ぶユーザーは増えている」(デル エンタープライズ マーケティング本部の桜田仁隆本部長)といった声もある。 データセンターやサーバー室における消費電力が急増していることも,省電力機器へのニーズの高まりに拍車を掛けている。消費電力を抑えることよりも性能の向上を重視した製品が増えたことから,設置面積
写真2●「REAL IT COOL PROJECT」の第1弾として,コア当たりの消費電力を最大60%削減する新型サーバー NECは11月26日,2012年までに,同社が提供するITプラットフォームによる年間の電力消費量を50%,IT機器によるCO2排出量を累計で約91万t削減すると発表した。その実現に向け,コア当たりの消費電力を最大60%削減する新型サーバー「ECO CENTER(エコ・センター)」(開発コード名)を2007年度末までに発売する。 同社は,ITプラットフォームの省電力を実現する技術,製品,サービスの開発・販売計画を「REAL IT COOL PROJECT(リアル・アイティ・クール・プロジェクト)」として策定。具体的には,(1)省電力を実現するサーバ・ストレージなどの「省電力プラットフォーム」,(2)機器の省電力機能を効率的に制御する「省電力制御ソフトウェア」,(3)データ
NECは,1台のPCサーバー機に40台の仮想クライアントPCをセットアップ済みとしたシンクライアント・システムの新版「Express5800/120Ri-2 VPCC 仮想PCサーバ」を,8月1日に販売開始した。従来機種と比べて2倍にあたる40台の仮想PCを運用できる。あらかじめ20台の仮想クライアントPCを構築済みであり,これらにはWindows XPをプリインストールしてある(ライセンスを含む)。価格は,195万円(税別)から。 Express5800/120Ri-2 VPCC 仮想PCサーバは,仮想PC型のシンクライアント環境を運用するためのソフトウエアとハードウエアをセットにしたアプライアンス製品。同社のPCサーバー機上で,仮想マシン・ソフトであるVMwareをベースに同社が開発したシンクライアント用ミドルウエア「VirtualPCCenter」を動作させ,VMware仮想マシンを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く